「銭ゲバ」「浮浪雲」などの作品で知られる漫画家のジョージ秋山(本名・秋山喬一)さんが7月19日、肺炎のため死去した。83歳だった。
「銭ゲバ」で社会風刺
ジョージ秋山さんは1943年生まれ。1960年代にデビューし、1970年に「銭ゲバ」で一躍注目を集めた。同作は、金銭至上主義をテーマにした風刺漫画で、社会現象を巻き起こした。その後、時代劇漫画「浮浪雲」も長期連載され、幅広い世代に親しまれた。
また、1970年代には「アシュラ」など、仏教や哲学をテーマにした作品も手掛け、独自の作風を確立した。2010年代に入っても、精力的に執筆活動を続けていた。
関係者から哀悼の声
葬儀は近親者で営まれた。後日、お別れの会を開く予定。関係者によると、秋山さんは晩年まで漫画への情熱を持ち続け、新作の構想も練っていたという。
漫画家仲間からは「日本の漫画界に大きな足跡を残した」「社会を鋭く切り取る視点は唯一無二だった」との声が上がっている。



