作家の東野圭吾氏が23日未明、大腸がんのため死去した。68歳。27日、講談社が発表した。
経歴とデビュー
東野氏は1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科を卒業後、生産技術エンジニアとして勤務するかたわら、ミステリー小説の執筆を続けた。85年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。その後、専業作家となった。
主な受賞歴と代表作
99年には『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、06年には『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞を受賞。このほか、『白夜行』『流星の絆』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『マスカレード・ホテル』など数多くのベストセラーを発表。「ガリレオ」シリーズや「加賀恭一郎」シリーズをはじめ、多くの作品が映像化され、幅広い世代に親しまれた。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。2019年には第1回野間出版文化賞、2023年には第71回菊池寛賞を受賞するなど、日本を代表するミステリー作家として長年にわたり活躍した。
今後の予定
9月6日からは、香取慎吾、赤楚衛二らが出演するWOWOWのドラマ『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』がスタートする。



