ウルトラマン60周年記念ドキュメンタリー公開、デルトロ監督が緊急メッセージ
ウルトラマン60周年記念ドキュメンタリー公開、デルトロ監督がメッセージ

ウルトラマンシリーズ60周年記念ドキュメンタリー作品『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』(オリジン・オブ・ウルトラマン)が7月3日に公開された。本作品は、映画『万引き家族』などで知られる是枝裕和が企画を担当。ギレルモ・デル・トロ、小島秀夫、庵野秀明、樋口真嗣など国内外の第一線で活躍する映画監督・クリエイターたちが独自の視点で語り、「ウルトラマンとは何なのか」という問いに迫る。

デル・トロ監督からの緊急メッセージ

今回、オスカー監督のギレルモ・デル・トロから緊急メッセージ映像が到着した。『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』などで知られ、アカデミー賞監督賞にも輝いた世界的映画監督であり、これまでも日本カルチャーや特撮作品への深い愛情と敬意、そして自身のウルトラマンシリーズ好きを発信してきたデル・トロ監督。本作品にも出演しているデル・トロ監督は、日本公開を迎える中、自ら撮影したメッセージ動画を寄せた。

飾らない自撮り映像ならではの近い距離感の中で、「ハロー、ハロー、ハロー。こんにちは、こんにちは」と日本の皆様へ親しみを込めて呼びかけた。続けて、「ウルトラマンが日本だけでなく、世界中の人々にとってどれほど大きな意味を持っているかをお伝えさせてください」と語り、自身の言葉でウルトラマンへの思いを伝える。

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ウルトラマンは国際的な神のような存在

「ウルトラマンは国際的な神のような存在であり、ラテンアメリカやヨーロッパで育った本当に多くの子供たちのヒーローです」と、ウルトラマンが日本を越えて、ラテンアメリカやヨーロッパの子供たちにとっても特別なヒーローであったことを語る。デル・トロ監督が、日本公開のタイミングにあわせて、自ら撮影した映像でまっすぐに語る本メッセージ。ウルトラマンが世界中の人々の記憶に刻まれてきた存在であること、そして本作品がその原点に迫るドキュメンタリーであることを強く印象づける内容だ。

動画の最後には、「皆様『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』を楽しんでください。(またね)是枝さん。」と、日本の皆様へメッセージを送り、企画を担当した是枝監督へも呼びかけを行う。本作品では、是枝監督とデル・トロ監督が、ウルトラマンシリーズへの思いや、それぞれが影響を受けたエピソードを語り合っている。

作品概要と歴史的視点

『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』は、日本特撮テレビシリーズの金字塔『ウルトラマン』が1966年の放送当時、最高視聴率42.8%を記録し社会現象となったことに焦点を当てる。放送から60年を経過した現在も、円谷プロダクションは新たなウルトラマンシリーズ作品を世に送り続け、世代を超えた世界観はグローバルに拡大している。

本作品には、映画、特撮、デザインなど各分野を代表するクリエイターが出演。ギレルモ・デル・トロ、是枝裕和、小島秀夫、庵野秀明、樋口真嗣、ニコラス・ウィンディング・レフンほか、国内外から多彩な証言者が集結した。それぞれの立場から語られる言葉が重なり、ウルトラマンという存在の輪郭が浮かび上がっていく。

主人公がヒーローでありながら、怪獣のバックグラウンドが丁寧に描かれてきた唯一無二の世界観、そしてウルトラマンと怪獣双方の造形が持つ強い魅力をひもといていく。さらに、円谷英二や当時のスタッフの発想と仕事にも光を当てながら、ウルトラマンがどのようにして世界へ広がっていったのか、その歩みをたどる。

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