大分県津久見市を代表する伝統芸能「津久見扇子踊り」(県指定無形民俗文化財)の大会が29日夜、同市港町のつくみん公園で開かれ、約400人の参加者が優雅な舞を披露した。
約450年の歴史と戦いの所作
約450年の歴史を持つ津久見扇子踊りは、戦国武将の大友宗麟が戦で命を落とした武士や農民を供養するために始めたとされる。振り付けには、弓を射るなど戦いの様子を表す所作が取り入れられている。
63回目の大会、17団体が参加
大会は1964年に始まり、今年で63回目。今年は、模範となる踊りを披露する「扇子踊り娘」のほか、津久見扇子踊り保存会や市内の企業、スポーツ少年団など17団体が参加した。
昨年、扇子踊り娘に認定されて2回目のステージに立った同市社会福祉課の首藤彩さん(24)は「風があったのでうまく扇子を回せるか不安だったが、踊り娘としての任期も最後なので一生懸命に踊った。素敵な踊りを披露できたと思う」と話していた。



