人気漫画「天幕のジャードゥーガル」でモンゴル帝国の歴史を紹介する特別展が豊岡市で開催
漫画「天幕のジャードゥーガル」でモンゴル帝国を紹介する特別展

テレビアニメ化された人気漫画「天幕のジャードゥーガル」が描くモンゴル帝国の歴史を紹介する特別展が、兵庫県豊岡市但東町の日本・モンゴル民族博物館で開かれている。開館30周年を記念し、市が主催。オリジナルの描きおろしイラストも使用されるなどファン垂涎の展示になっている。

作品とコラボの経緯

「天幕のジャードゥーガル」はトマトスープさんの作品。13世紀のモンゴル帝国を舞台とし、ペルシア出身の捕虜の少女が復讐心を抱えて帝国に入り込むストーリーで、秋田書店のウェブコミックサイトで令和3年に連載が始まり、昨年から月刊誌でも連載開始。今年7月にはアニメ作品のテレビ放送がスタートした。「ジャードゥーガル」はペルシア語で「魔術師・魔女」を意味する。

天幕のジャードゥーガル製作委員会側からのオファーで、今年11月に開館30周年を迎える同館とのコラボが実現。約5000点にのぼる同館所蔵のモンゴル関連資料と新たに製作したパネル資料などを融合させ、開館30周年記念特別展「~TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』から読み解く~モンゴル帝国の美しき女性たち展」として展開している。

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展示内容と見どころ

会場内に設けられた「玉座」。皇后をイメージした衣装の試着も楽しめる作品の登場人物のうち、主にドレゲネとソルコクタニ・ベキという2人の妃をクローズアップ。「モンゴル軍」や「ゲル」などさまざまなテーマで、アニメに描かれた世界と史実を並べて詳細に解説している。

また、会場内に「玉座」を再現。皇后をイメージした衣装も用意し、試着を楽しめるようにしている。

来場者の声と開催概要

市内の主婦、立花晶子さん(50)は「たまたまテレビで見てはまってしまった。モンゴルやイスラムなどほとんど接することのない文化に触れることができて楽しかった」と話していた。

同館は「『男性中心の遊牧騎馬民』という従来のイメージとは異なる帝国の姿を見てもらえれば」とPRしている。会期は来年8月21日まで。観覧料は500円(高校・大学生300円、小中学生250円)。問い合わせは同館(0796・56・1000)。

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