表千家北山会館(京都市北区)で、夏の早朝に催される茶事の道具を紹介する展示「朝茶 夏はいかにも涼しきように」が開かれている。8月9日まで。実際の茶事の流れに沿って、涼しさを連想させる茶道具約100点が並ぶ。
涼しさを演出する創意工夫
炭点前では、表千家十三代家元の即中斎が記した掛物「山水有清音(さんすいにせいおんあり)」でさわやかさを演出。濃茶では、釣り船の形の竹の花入や、井戸水をくんだつるべを用いた水指が出展されている。
ススキやトンボ模様が配された夏物の小袖を蒔絵で表現した「即中斎好 誰ヶ袖棗(なつめ)」=写真=もしゃれた意匠で目を引く。
茶人の知恵と工夫を伝える
展示に携わった家元内弟子は「空調のない時代、暑さの中でもお茶を楽しんだ茶人の知恵と工夫を知ってもらえたら」と話す。
月曜休館(祝日は開館し、翌日休館)だが、7月27日は開館。入館料(呈茶を含む)は一般1000円など。中学生以下無料。問い合わせは同会館(075-724-8000)。



