10月7日よりテレビ朝日系“IMAnimation W”枠(毎週水曜 後11:45)で放送される新作テレビアニメ『魔法騎士レイアース』のスペシャルパネル&スクリーニングが8月1日、アメリカ・ワシントンで開催された東海岸最大級のアニメイベント『Otakon 2026』にて行われた。龍咲海役の大久保瑠美、フェリオ役の松岡禎丞、プロデューサーの岸田拓磨氏が登壇し、作品にまつわるエピソードや魅力を語った。
第1話・第2話上映で会場熱狂
イベントには放送を待ち望むファンが集結。冒頭のMCによる作品説明で原作者CLAMPの紹介が始まると、会場から大歓声が上がった。そのまま第1話・第2話の上映が始まると、上映中も歓声や拍手が起こり、終始盛り上がりを見せた。
上映後、興奮冷めやらぬ会場に3人が登場すると、観客から大歓声で迎えられた。あいさつの後、まず大久保が海の魅力について「子供のころから海が大好きなキャラクターだったのですべてが魅力的だと思っています。その中でも、一見クールで大人っぽい見た目をしているのですが、14歳らしく元気すぎてわちゃわちゃしちゃうような一面もあり、そのギャップがかわいいなと思っています」と語った。
続いて、フェリオについて松岡は「フェリオは最初は少し粗野な印象を受けるのですが、光・海・風の3人と行動を共にして、仲良くなっていくと意外と乱暴者ではなくて、きちんと礼儀正しい男の子です」と回答。演じるうえで「特にフェリオが最初に登場する出会いのシーンの、乱暴者っぽさのニュアンスの調整が難しかった」と明かした。
岸田Pが2人の演技を絶賛
岸田プロデューサーは2人の演技について「大久保さんは元々海が一番好きなキャラクターということもあり、初めからキャラクターの心情のあり方など理解度高く演じてくださっていたのが印象的でした。松岡は、最初に登場するときは少し謎のあるキャラクターなのですが、そこをすごく絶妙な塩梅で演じていただきました」とコメントした。
自分が演じた以外の好きなキャラクターを聞かれると、大久保は「好きなキャラクターが多すぎて絞れないのですが、今回はザガートを選びたいと思います」と答え、「そもそも口数の少ないキャラクターで、どういう人物か分かりづらいのですが、どういう人物か分かりづらいからこそ、ザガートはどういう人なんだろうと徐々に分かっていくのがすごく楽しいと思います」と語った。
一方の松岡は「プレセア!!」と大声で答え、会場は大爆笑。「金髪のポニーテールで面白いお姉さんだから!」と理由を述べると、さらに笑いが起こった。
大久保、幼少期の“レイアースごっこ”で大喧嘩
昔から『魔法騎士レイアース』を知っていたかという質問に、大久保は「CLAMP先生の作品は全部読んでいますが、その中でも1番最初に出会ったのが『魔法騎士レイアース』でした。そして、その中でも海というキャラクターが大好きだったので、子供のころに友達とレイアースごっこをした時に、海役を誰にも譲りたくなくて大喧嘩をしたりしたことを覚えています。それくらい思い入れのある作品でもあり、思い入れのあるキャラクターだったので、オーディションは人生で一番緊張したかもしれません」と振り返った。
松岡は「僕はアニメから『魔法騎士レイアース』を知りました。妹がCLAMP先生のことが大好きで、妹がアニメを見ていたのを後ろから見ていて、すごく面白い作品だなと思って自分もハマっていきました」と語った。
松岡、整腸剤が原因でアフレコ失敗
アフレコで印象に残ったエピソードについて、松岡は「印象に残ったというか、ご迷惑をおかけした話なのですが、ある話数で現場に行く前に整腸剤を飲んだ日があり、皆さんがお芝居をしている間、ずっとお腹が鳴ってしまって…(ザガート役の)小野友樹さんから、本番でもやったら分かってるな?と言われた後の本番でも鳴らしてしまい、撮り直しをさせてしまいました。本当に申し訳ございません」と告白した。
岸田プロデューサーは「1話目のアフレコが皆さんとても緊張されていて、特に光・海・風のメインキャストのお三方からは特に緊張が伝わってきました。みなさんの気合と覚悟を感じましたね」と述べた。
この話を受け、大久保は「1話のアフレコの話を思い出しました。1話のアフレコで(海のキャラカラーの)青い服を着ていくのは気合が入りすぎかな?と思って、青い服を着ないでアフレコに行ったら、光役の佐倉綾音ちゃんが真っ赤な服を着ていて…。これじゃ駄目だ!と思って、2話から最終話までは毎週青い服を着てアフレコに臨んでいました」と明かした。
ステージの最後には客席バックでの写真撮影が行われ、ゲストから感謝のメッセージが贈られて幕を閉じた。
原作はCLAMPの名作ファンタジー
本作は、CLAMPにより1993年〜1995年に『なかよし』で連載されたファンタジー漫画が原作。テレビアニメは1994年〜1995年に放送され、田村直美の主題歌「ゆずれない願い」は100万枚を超えるセールスを記録した。
物語は中学2年の獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の3人が、社会見学で訪れた東京タワーで異世界「セフィーロ」のエメロード姫に召喚され、囚われの姫を救うため伝説の「魔法騎士」として冒険するストーリー。深いテーマ性が人気を博している。
新作アニメは1994年のテレビアニメ放送30周年を記念して制作され、1997年のOVA以来29年ぶり。2024年7月の制作発表時には「レイアースは心のバイブル。幼稚園の頃にリアタイして、大人になった今でもアニメも漫画も見返してる」「歌も声優もそのままでやってほしいぐらい」と話題になっていた。



