漫画『正直不動産』作者・夏原武氏が語る、不動産のリアル
漫画『正直不動産』作者・夏原武氏が語る、不動産のリアル

漫画『正直不動産』の原作者である夏原武氏が、不動産業界の実態と作品に込めた思いを語った。同作は、嘘をつかない不動産営業マン・永瀬晃の活躍を描き、業界の裏側をリアルに伝える人気作品だ。

嘘をつかない不動産営業マンの誕生

『正直不動産』は、2020年からビッグコミック(小学館)で連載が始まった。主人公の永瀬晃は、かつては成績トップの営業マンだったが、ある出来事をきっかけに「嘘がつけない」体質になってしまう。それでも持ち前の知識と洞察力で、お客様の本当のニーズに応えていくというストーリーだ。

夏原氏は、不動産会社での勤務経験があり、その経験を活かして作品を執筆している。作中には、実際の不動産取引で起こり得るトラブルや、業界特有の慣習がふんだんに盛り込まれており、読者からは「不動産の勉強になる」との声も上がっている。

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不動産のリアルを描く理由

夏原氏は、不動産業界にはまだまだ「お客様を騙してでも契約を取りたい」という営業マンが存在する一方で、誠実に仕事をする人も多くいることを作品を通して伝えたいと語る。特に、中古物件の瑕疵(かし)や、契約時の重要事項説明など、実際に起こり得る問題を丁寧に描くことで、読者に注意喚起を促している。

また、同作はテレビドラマ化もされ、2022年にはNHKで放送された。ドラマ版では、俳優の山下智久が主人公・永瀬晃を演じ、話題を呼んだ。

作品が与えた影響

『正直不動産』は、単なるエンターテインメントとしてだけでなく、不動産取引を考えている人々にとっての「教科書」的な役割も果たしている。作中で描かれる契約のポイントや注意点は、実際の取引でも役立つ内容だ。

夏原氏は、今後も不動産のリアルを描き続けるとともに、読者が「騙されない」ための知識を提供していきたいとしている。同作の今後の展開にも注目が集まる。

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