『銀魂』の主人公・坂田銀時の誕生日である10月10日が、「銀魂の日」として日本記念日協会に記念日制定されたことが発表された。これは、9月25日より公開された『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-<超炎上版>』を記念してのもの。
記念日登録証授与式が開催
9月26日に実施された『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-<超炎上版>』上映記念舞台挨拶では、日本記念日協会・事務局長立ち合いのもと記念日登録証授与式が行われ、坂田銀時役の杉田智和が代表して記念日登録証明書を受け取った。会場からは大きな拍手が沸き起こった。
杉田は「ありがたいです。『銀魂』という作品の存在がこれだけ浸透しているという証拠でもあります。審査がある以上はどんなものでも記念日に制定できるわけではない中で、こうして制定されたということは、“10月10日は『銀魂の日』なんだって”と認知がさらに広がったり、もしかするとカレンダーに書かれる日がくるかもしれない、あとは祝日になるといいな」と喜びを語った。
志村新八役の阪口大助は「『銀魂の日』は『銀魂』らしく、ぐだぐだと過ごす日にしていただけたらいいですね」とコメント。神楽役の釘宮理恵も「これから10月10日は末永くぐだぐだしていい日ということですね!」と頷いた。
20年の歴史を振り返る
舞台挨拶では、アニメ放送開始から20年を迎えた『銀魂』の歴史を振り返る場面も。『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』制作決定の話を初めて聞いた際の印象について、杉田は「信じていなかったんです。でも、ある日、自分の会社の偉い人たちに、“樋口さんをはじめ偉い人たちが挨拶しに来るからお前待ってろよ”って言われて。こうやってちゃんと挨拶に来るってことは、これは嘘じゃないなって。でも実際に会って話す直前まで疑っていました」と当時の心境を明かした。
初代銀魂担当編集の大西恒平は、原作者・空知英秋との初対面について「20数年前になるのですが、空知先生がジャンプに漫画を投稿して、僕が担当することになって。先生は当時北海道にお住まいだったので、“東京に見学においで”、“ちょっと東京に来てもらって、打ち合わせしようよ”ってずっとお声がけしてたんですが、“絶対嫌だ”と言ってずっと来なくて。本人が来ないので、しょうがないから、ものっすごく雪が降っている2月の真冬の北海道に僕が先生に会いに行ったんです」と振り返った。
空知英秋からのサプライズコメント
イベント中盤には、原作者・空知英秋からのサプライズコメントが到着。「今だから言うと、正直コケるだろうなって思ってました。銀魂特有のノリみたいなものをアニメで再現するのも難しそうだし、できたとしてもそれを理解してくれる人も少なそうだったので。ただ僕としては一緒に銀魂を作りたいと手を上げてくれる人がいただけで嬉しかったし、その人達が楽しんでアニメを作ってくれたなら、もう目的達成というか、別にすぐ終わってもいいやと思ってましたね」と、当時の率直な思いが明かされると、会場は笑い声と拍手に包まれた。
さらにキャストオーディションについても、「ぱっつぁんと神楽は声聞いて一発で決まりました。銀時はとても悩みましたね。杉田さんはオーディションの際、途中で声が裏返って甲高くなるところが、『YAWARA!』の松田役の時の関俊彦風で気に入って推しました。関さん好きなんで僕。」とのコメントが読み上げられ、初めて明かされる情報に驚きの声も上がった。
キャストからの最後の挨拶
最後の挨拶で杉田は「来ないと思っていた未来、もう動かないと思っていた時間が動き出して、始まっています。ゆっくりと実感が湧いてきて、穏やかでクソ汚ェ、でもエキサイトする時間がこれからもずっと続くといいなと。それには、皆さんの“声”を含めて、『銀魂』が存在していること、『銀魂』が好きだということを発し続けることが大事だと思っています」と述べた。
阪口は「今回この映画で『銀魂』を初めて観た人も沢山いて、長く続けるって面白いもんだなぁって思って。当時観ていた人と、今初めて観た人とで感想が違うのも面白くて、これは10年後になったらどうなるんだろうと。さらにまた10年後のご新規さんから新しい感想が聞けたらいいなと思います」と語った。
釘宮は「おふたりがおっしゃっていたように、作品が生まれて、映像が出来て、劇場で上映されて、ソフトが発売されて……となると、一旦一区切りついたかな?と思ったところで、こうしてまた私たちが集まれて、さらにこんな豪華メンバーでお送りできて、沢山の皆さんにお越しいただいて、本当に嬉しい一日になりました」と述べ、「10月10日が晴れて「銀魂の日」に制定されたことで、毎年お祝いできる日が出来たことも嬉しいです」と喜びを語り、イベントは大きな拍手で幕を閉じた。