初代ゴルフカブリオの車検、徹底整備の全記録と総費用37万円超
初代ゴルフカブリオ車検の全記録、総費用37万円超

1991年式のフォルクスワーゲン初代ゴルフカブリオ「青カブ号」が、2026年9月に車検を受けた。スピニングガレージに依頼した徹底整備の結果、スターターモーター交換を含む総費用は37万2,220円に達した。

車検までの道のりと診断

青カブ号は世に出て35年、走行距離は12万kmを超えている。これまで筆者はメルセデス・ベンツ「W124」や「ゴルフⅡ」を所有していた際、自宅近くに「多摩自動車検査登録事務所」があったため、マイカー車検を行っていた。今回は長く乗り続ける意思もあり、スピニングガレージに整備と車検取得を依頼した。

走行面で気になっていたのは、70km/hを超えたあたりで車内騒音が急激に大きくなることで、特にルーフを閉めていると顕著だった。小林工長の診断では、ハブベアリングの劣化が原因とされ、Vベルト周りのチェックと消耗パーツや液体類の交換が提案された。

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徹底整備の内容と予想外の交換

代車として日産自動車の旧型「マーチ」を借りて2週間後、小磯メカから「車検が取れました」との連絡があった。整備内容は、エンジンオイル(FUCHS 15W50 4.2Lとフィルター)、ATF、デフオイル、ブレーキフルードなどの油脂類、プラグ(NGK)、デスビキャップなどの消耗品交換に加え、ドラムブレーキの分解清掃とベアリング調整、Vベルト交換とプーリー研磨、フロントハブベアリング交換(MEYLE)が行われた。

予想外だったのはスターターモーターの交換だ。初代ゴルフカブリオはクラシック化に伴いゴルフⅡと同じエンジンレイアウトとなり、スターターモーターがエキゾーストのすぐ横に位置する。そのため熱による経年劣化が進み、炎天下や高速走行後にエンジンがかからなくなる症状が出ていた。交換したBOSCH純正品の価格は7万1,500円、工賃3万5,200円を含めると10万円を超える。

総費用と車検後の印象

自賠責保険や重量税などの諸費用が5万7,950円、24カ月点検基本料が3万3,000円、整備代を含めた総額は37万2,220円となった。想定を上回る金額だったが、しばらく快適に乗れると納得している。

スピニングを後にして走り出すと、スピードを上げても車内が静かになったことがすぐに分かり、感激したという。これで青カブ号は、今後も順調に走行距離を伸ばしていくことになりそうだ。

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