『ちいかわ』映画キャスト選考の決め手 原作者・ナガノ氏が明かす 島二郎役はSNSアカウント名が決め手
『ちいかわ』原作者がキャスト選考明かす 島二郎役はSNS名が決め手

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(7月24日公開)の大ヒットを記念し、原作者・ナガノ氏の公式インタビューが公開された。劇中の重要キャラクターである島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバ役のキャスト選考について明かし、島二郎役の最上嗣生さんについては、SNSのアカウント名が決め手になったと説明した。

同作は、公開から17日(8月9日まで)で興収67.7億円、観客動員数469万人を突破。ナガノ氏が映画のために執筆した“セイレーン編”と呼ばれる長編ストーリーで、ちいかわたちが「特別な島」への招待状をもらい島合宿に行く物語。話数を追うごとにSNSのトレンドを賑わせていた人気エピソードの映像化で、ナガノ氏の完全監修により描かれている。

キャスト選考は人柄も重視

インタビューで「島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバのキャストはどのように選びましたでしょうか?」という質問に対し、ナガノ氏は「声優さんを選ぶ際は、やはりキャラクターのイメージと合っているかどうか、そしてご本人がどんな方なのかを調べるようにしています。どんなものがお好きな方なのかなど…」と語った。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

重要キャラクターのセイレーンについては、「セイレーンは、かわいらしさと怖さの両方を表現できて、さらに歌が得意な方が良いと思い、イメージにぴったりだった鈴木みのりさんにお願いすることになりました。歌のオーディションテープでビブラートが効いているのが決め手になりました」と明かした。

ヒトハとフタバは難航

続けて「ヒトハとフタバは、ありがたいことにオーディションに参加してくださった方がとても多かったため一番難航しました。ヒトハとフタバは見た目がほとんど同じなのですが、それぞれ性格があるので、セリフがない中でもその性格をうまく拾ってくださっていた寺澤(百花)さん、鈴代(紗弓)さんに決定となりました。ヒトハは少し抜けた雰囲気、フタバはしっかり者の雰囲気で、というお願いをしました」と伝えた。

根強い人気がある島二郎については、「島二郎は、最上(嗣生)さんの声はもちろんなのですが、『日本酒舐郎』というアカウント名でXをやっていらっしゃることも決め手のひとつとなりました。想像していた通りの声で島二郎がしゃべってくれてとても嬉しいです。特に水中での島二郎が良いです」と絶賛した。

他のキャストとアフレコの舞台裏

また「人魚の大木(咲絵子)さん、七瀬(彩夏)さん、南雲(希美)さんもそれぞれ時間をかけて選ばせていただきました。アフレコの際は、テレビ版から長くお世話になっている音響監督の土屋(雅紀)さんが、こちらの意図したニュアンスを分かりやすく伝えてくださいました」と伝えた。

『ちいかわ』は、イラストレーターのナガノ氏がXに投稿している漫画が原作。2020年に連載がスタートし、ちいさくてかわいいキャラクターたちと、シビアな世界観のギャップが大人から子どもまで幅広い人気を博している。『日本キャラクター大賞』ではグランプリを獲得、『日経トレンディ 2022年ヒット商品ベスト30』では『ちいかわ』関連商品が第2位にランクイン。2022年4月からテレビアニメが放送されている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ