ソフトバンクは2日、無人航空機から地上に電波を届ける「空飛ぶ基地局」と呼ばれる技術について、国内で初めて実証実験に成功したと発表した。災害時や遠隔地などでの通信手段として期待されており、2027年以降の商用化を目指す。
「空飛ぶ基地局」とは
「空飛ぶ基地局」は、HAPS(High Altitude Platform Station=成層圏通信プラットフォーム)という技術で、その頭文字を取ったものだ。ソフトバンクの場合、1機あたり直径最大200キロの範囲をカバーできる。
低軌道衛星通信との違い
地上通信以外の通信インフラとしては、米スペースX社の「スターリンク」などの低軌道衛星通信がある。こうした人工衛星は高度300キロを超えるのに対し、HAPSは約20キロの成層圏から地上に電波を送る。このため地上の基地局に近い高品質かつ大容量の通信が可能になるという。
実証実験では、8月上旬に米...(この記事は有料記事です。残り351文字)



