LINEヤフー、自己都合退職が65%増の2791人に グループ全体の離職率は10.3%に上昇
LINEヤフー自己都合退職65%増2791人 離職率10.3%

LINEヤフーが6月25日までに更新した「ESGデータ集」で、主要子会社を含む同社グループの自己都合退職者が2025年度(2025年4月~2026年3月)に2791人となり、前年度の1695人から約65%(1096人)増加したことが明らかになった。自己都合退職率は6.9%から9.9%に上昇した。

グループ全体の離職率も上昇、平均勤続年数は短縮

ESGデータ集は、サステナビリティに向けた取り組みの成果を環境、社会、ガバナンスの軸で整理し、数値として公開するもの。LINEヤフーのESGデータ集は、主要子会社を含むLINEヤフーグループの数字を扱っており、従業員の母数は3万2175人。

有価証券報告書に記載されたLINEヤフー単体の従業員数は1万577人(前年比458人減/2026年3月末時点)。ESGデータの数字は、LINEヤフーの従業員の約2倍のグループ会社従業員が含まれているため、LINEヤフー単体の数字とは別だ。

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それを前提とした上で、最新のESGデータ集によると、グループ退職者総数は前年度の1773人から2906人に増加しており、うち自己都合が2791人と96%を占めた。グループ全体の離職率は10.3%と、前年度の7.2%から3.1ポイント上昇している。

平均勤続年数は全体で7.1年から6.9年に短縮。男性は7.1年で横ばいだったが、女性は7.1年から6.6年に低下した。

フルリモート廃止や出社頻度拡大が背景か

LINEヤフーは2025年4月にフルリモート勤務を廃止し、事業部長に原則週1回の出社を求めるなど人事制度を大きく変更しており、「退職者が急増している」とSNSで話題になっていた。

25年10月には、40歳以上かつ勤続5年以上の社員を対象に、転職支援金を提示する「ネクストキャリア支援制度」を導入したことも話題になった。

関連する動きと今後の見通し

LINEヤフーは2025年4月からフルリモートを廃止し、事業部長で週1回の出社を求めていたが、さらに出社頻度を引き上げた。また、40歳以上の早期退職を募集しているとの情報も出回っているが、同社に確認したところ、事実かどうかは不明としている。

フルリモート廃止に賛否の声があり、Xでは議論が起きている。会社側の判断に賛同する声も一部にあるが、批判的な意見が多い。

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