注目のテクノロジー企業20社を発表
東洋経済は、2024年に注目すべきテクノロジー企業20社を厳選し、発表した。選定基準は、技術力、成長性、市場へのインパクトなど多角的に評価。半導体、人工知能(AI)、宇宙開発、バイオテクノロジーなど、幅広い分野から企業が選ばれた。
半導体分野からはラピダスなど
半導体分野では、先端ロジック半導体の国産化を目指すラピダスが選出。同社は2027年の量産開始を目標に、北海道千歳市に工場を建設中。また、半導体製造装置大手の東京エレクトロンもリスト入り。同社は微細化技術で世界トップクラスのシェアを持つ。
AI・データ分野の注目企業
AI分野では、生成AI技術で急成長するPreferred Networks(PFN)が選ばれた。同社は深層学習フレームワーク「Chainer」の開発元として知られ、自動運転やロボット制御向けのAIソリューションを提供。データ分析分野では、データサイエンスプラットフォームを手がけるDataRobotが選出された。
宇宙・航空分野の新興企業
宇宙分野では、民間ロケット開発のインターステラテクノロジズが選ばれた。同社は観測ロケット「MOMO」の打ち上げに成功し、小型衛星打ち上げ用ロケットの開発を進める。また、宇宙スタートアップのSynspectiveもリスト入り。同社は小型SAR衛星による地球観測サービスを展開。
バイオ・ヘルスケア分野
バイオテクノロジー分野では、遺伝子編集技術を活用した治療法を開発するEdiGeneが選出。同社はCRISPR技術を用いた遺伝子治療の臨床試験を進めている。また、再生医療分野では、iPS細胞由来の心筋シートを開発するHeartseedが選ばれた。
エネルギー・環境分野
エネルギー分野では、次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の開発を手がける積水化学工業が選出。同社は2025年の実用化を目指し、軽量で曲げられる太陽電池の量産技術を確立。環境技術分野では、CO2を原料に化学品を合成する技術を持つ日揮ホールディングスがリスト入りした。
その他注目企業
このほかにも、量子コンピュータ開発のQunaSys、次世代バッテリーのエンビジョンAESC、ドローン物流のSkyDrive、自動運転技術のTuring、サイバーセキュリティのサイバーリーズン、ロボット開発のソフトバンクロボティクスなどが選ばれた。東洋経済は「これらの企業は今後10年の産業構造を変える可能性を秘めている」とコメントしている。



