HYBEの野望:Weverse日本代表が語る「スーパーファン」を生む戦略
HYBEの野望:Weverse日本代表が語るスーパーファン戦略

HYBEの中核子会社でファンダムプラットフォーム「Weverse(ウィバース)」を展開するWeverse Company。ファンクラブ運営からライブ配信、グッズ・CD販売、公演のストリーミング配信までを手がけ、従業員の多くをエンジニアが占める異色の企業だ。今年5月時点で利用アーティストは180組に達し、日本でもYOASOBI、香取慎吾、HYDEら22組が参加。利用者の90%以上が韓国国外に広がる中、日本は最重要市場の一つと位置づけられている。

ファンダムの違いは地域よりジャンルによる

Weverse Japan代表のムン・ジス氏は、ファンダムの特性について「地域差よりも、ジャンルによる違いの方が大きい」と語る。K-POPファンは熱心で組織的な活動を行う傾向がある一方、J-POPファンは個人の応援スタイルを重視するが、共通して「アーティストとのつながり」を求める点は変わらないという。

アーティストとファンが安心できる場をつくる

Weverseは、アーティストとファンが安心して交流できる場の提供を重視。誹謗中傷対策やプライバシー保護に力を入れ、ファン同士のコミュニティ形成を促進している。ムン氏は「ファンが安心して推し活に没頭できる環境が、持続的なエンゲージメントにつながる」と強調する。

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ファンダム理解が競争力の源泉

Weverseの強みは、月間1200万人のユーザーデータを活用したファンダム分析にある。アーティストごとのファンの行動パターンや購買傾向を把握し、最適なコンテンツやグッズを提案。これにより「スーパーファン」と呼ばれる熱心なファンを育成し、長期的な収益につなげている。

日本市場では、既存のファンクラブやチケット販売との連携を強化。2026年には「Weverse Con Festival」を開催し、オフラインとオンラインを融合した新たなファン体験を提供する計画だ。ムン氏は「日本のファン文化を尊重しつつ、Weverseならではの価値を提案していく」と今後の展望を語った。

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