GMOペイメントゲートウェイは6月4日、同社が提供するECサイト向け総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」を含む複数の決済サービスで同日午前11時59分ごろから障害が発生し、午後0時52分ごろに復旧したと発表した。
障害の影響範囲
障害発生中は、フードデリバリーの「出前館」「ロケットナウ」、ネット販売の「SUZURI」「BOOTH」など、複数のオンラインサービスが公式X(旧Twitter)で決済の不具合を告知していた。これらのサービスでは決済処理が一時的に行えず、ユーザーに混乱が生じた。
5月の障害との関連
同社の決済サービスでは、5月27日、28日、30日にも障害が発生していた。同社が6月1日に発表したところによると、5月の障害は特定加盟店のシステムから想定を超える量のリクエストが到達し、最大同時接続数の超過と「DDoS検知機能」(外部からの大量通信による攻撃を自動検知・防御する仕組み)の発動によって処理遅延が起きたものだという。同社は動作設定の最適化や接続制限の追加など必要な対策を実施したと公表していたが、今回の障害の原因や5月の障害との関連については現時点で明らかにしていない。
同社の対応
GMOペイメントゲートウェイは、今回の障害について公式サイトで「決済サービス障害に関するお知らせ」と「決済サービス復旧に関するお知らせ」を掲載し、ユーザーに謝罪した。同社は引き続き原因の究明と再発防止に努めるとしている。
関連する障害事例
最近では、他のサービスでもシステム障害が相次いでいる。例えば、気象庁の「線状降水帯予測」システムが開始5日で障害を起こし、ソフトウェア不具合が原因とされた。また、チャットツール「Chatwork」でも一時的な障害が発生し、ユーザーからは「もう帰りたい」との声が上がった。NTTドコモでは19日の通信障害について、一部MVNOの設備不具合が原因と発表し、ほぼ同時期にDTIも障害復旧を報告していた。さらに、Google検索が利用しづらい状態となり、「サーバーエラー」と表示されるケースも確認されている。



