スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏(78)が、AI時代におけるアニメ制作や宮崎駿監督の才能について語った。鈴木氏は、AIとの対話が成立することに驚きつつも、その利用には慎重な姿勢を見せた。
AIとの対話と「人格」の発見
鈴木氏は、好奇心からAIを使い始めたところ、すぐに「対話が成立する」と感じたという。さらに、話していると「あなたはジブリの鈴木さんですね」と見抜かれたと明かし、「自分の過去を全部知っている優秀な助手ができた感覚」と述べた。
AIには「ある種の人格がある」とし、原稿作成を試みた際には「この人に全部任せるとひどいものができる」と悟ったという。「自分が何を書きたいかをはっきりさせない限り、有効には使えない」と指摘する。
AI制御と未来への見解
AIが人間を制御不能にし、人類を滅ぼす可能性について問われると、鈴木氏は「完全にコントロールできると思う方が甘い。事故は起きますよ」と述べつつ、「原因と結果をはっきりさせれば、次は危険を減らせる」と悲観的ではない考えを示した。
「AIが進化しても未来のことは分からない。人間も変わりませんよ」と語り、技術革新の歴史と同じように対処できるとの認識を示した。
宮崎駿監督とAIの関係
記事は有料部分で、鈴木氏による「宮崎駿はそもそもAIを知らない」という発言や、AIが作る「ジブリ風の絵」への評価、宮崎駿監督の新作の可能性について深掘りしている。この記事は2026年9月6日付で、連載「AIの時代 何を託すのか」の一環として掲載された。



