自動給餌器のロックを巧みに解除し、妹猫のために自ら餌を出す猫の動画がInstagramに投稿され、大きな反響を呼んでいる。コハク8号のお店屋さん(@kohaku8go_nushi)さんが「AI動画じゃない本物のオトコ(猫)」という言葉とともに投稿したこの動画には、7万いいねが集まった。
AIと疑われるほどの神業
動画に映るのは、茶トラの猫コハク8号くん。自動給餌器のボタンを器用に長押しし、ロックを解除。すると、餌が出てくる仕組みだ。さらに、その餌を自分のものにせず、妹猫のすずめちゃんを呼び寄せて食べさせるという、まさに「男前」な行動を見せている。
この動画には「これ、AIじゃないの?」「手つきがプロすぎる」といったコメントが多数寄せられ、現実の猫とは思えないほどの正確な操作が話題を呼んだ。
コハク8号とすずめの特別な関係
飼い主さんによると、コハク8号くんとすずめちゃんの関係は出会いの頃から特別だったという。すずめちゃんは野良の子猫として保護されたが、不思議なくらい自然にコハク8号くんに近づいていき、コハク8号くんもそれを受け入れた。現在も非常に仲が良く、まるで最初から家族になることが決まっていたかのようだと飼い主さんは語る。
「コハク8号はオス猫で体も大きく、本来なら力も強く縄張り意識もあっておかしくないのですが、子猫の頃から迎えた妹猫たちに本気で怒ることがほとんどありません。遊ぶ時も力加減をしているのが分かりますし、ご飯を取り合うこともなく、順番を守っているように見える場面もあります」
給餌器マスターまでの試行錯誤
コハク8号くんは、給餌器のボタンに触れると音が鳴ることに気づき、その反応を聞きながら試行錯誤を重ねたという。単純にご飯が欲しいだけなら体当たりや引っかくなどの方法を取ると思われるが、コハク8号くんはそうではなく、知育おもちゃを扱うような感覚で学習していたと飼い主さんは振り返る。
「何度も挑戦するうちに、『ここを長押しするとロックが解除される』と理解したのだと思います」
飼い主の驚きとAI動画キャプションの意図
飼い主さんは、コハク8号くんが給餌器を完璧に使いこなす姿を初めて見た時、「単純に驚きました。そして同時に、『とうとう成功してしまったか……』という気持ちでした」と語る。以前から給餌器に興味を持ち試している様子を見ていたが、まさか本当にロック解除まで覚えるとは思わなかったという。
「AI動画じゃない本物のオトコ(猫)」というキャプションについては、実際に動画へ「AIじゃないの?」というコメントが寄せられたことから、「これは本物の猫がやっているんです」ということを共有したいと思い、付けたと説明している。
日常を発信するコハク8号のお店屋さん
コハク8号のお店屋さんは、コハク8号くんのほか、保護猫のすずめちゃん、おてんばな末っ子サビ猫あんずちゃんを含めた3匹との日常をInstagramやYouTubeチャンネル『コハク8号日記』で発信している。今回の動画は、猫の賢さと優しさを改めて世に見せることとなった。



