Microsoftは8月27日(米国太平洋時間)、Windows 11の「2024 Update(バージョン24H2)」および「2025 Update(バージョン25H2)」に2026年8月のプレビュー更新プログラム(KB5120998)を適用すると、マウスカーソルの設定が勝手に変更されたり、初期状態に戻されたりする可能性があることを明らかにした。同社は事象の原因を調査中で、発生した場合は「Feedback Hub」を通じて報告するよう呼びかけている。
報告されている事象
Microsoftによると、現在報告されている問題は以下の通り。
- マウスカーソルの外観やアニメーション設定がリセットされてしまう
- 画面を高DPIに設定していると、マウスカーソルが大きな黒いカーソルに置き換えられてしまう
- 上記を再設定しようとしても、うまく反映されない
→事象の詳細
その他の問題
Windows 11(およびWindows 10)では、8月31日時点で以下の問題も報告されている。
Microsoft Defender Antivirusが有効なのに「無効」と通知される
8月5日に公開された「Microsoft Defender Antivirus」の最新アップデートを適用すると、同プログラムが有効であるにもかかわらず「Microsoft Defender ウイルス対策 は無効になっています」と通知が出ることがある。この問題は、Microsoft Defender Antivirusが有効なWindows 10/11の全バージョン(LTSC版やESUを適用しているデバイスを含む)で発生する可能性があるが、今後の更新で解消される見通しだ。
特定ゲームタイトルを起動するとシステムが不安定になる
Windows 11 2024 Update/2025 Updateの2026年8月のセキュリティ更新(KB5121003)を適用後、以下のゲームタイトルにおいて「ゲームアプリが応答しない」「ゲームアプリが通知なく強制終了する」「『EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION』というコードとともにブルースクリーン(STOPエラー)が発生する」「画面が突然ブラックアウトして再起動する」といった事象が発生する。
- ARC Raiders
- MARVEL Tokon: Fighting Souls
- THE FINALS
本事象は「inpoutx64.sys」というデバイスドライバが原因であることが判明している。ARC Raiders/MARVEL Tokon: Fighting Soulsとinpoutx64.sysが「両方」インストールされているデバイスについては、Windows Updateを通じてinpoutx64.sysを一時的に無効化する措置が取られている(※1)。一方で、THE FINALSについては、ゲームのプログラム側を修正することで本事象を回避している。
Microsoftでは、本事象について9月のセキュリティ更新で恒久的な対策を講じる見通しだ。
(※1)Windows Updateによる無効化措置が適用できない環境(ポリシー制限されている法人デバイスなど)では、レジストリの手動操作で無効化可能



