SANKYOが推進する新プロジェクト「KUGITAMA(クギタマ)」は、始動から1周年を迎えた。この1年間のさまざまな企画を振り返るとともに、今後の展開が発表された。
デジタル施策:シミュレーターゲームとオンライン博物館
2025年10月の第一弾公開を皮切りに、パソコンやスマートフォンのブラウザ上で楽しめるシミュレーターゲームが無料で提供されている。現在、特設サイトでは10機種のシミュレーターゲームを楽しむことができ、当時の名機をほぼそのまま再現した『実機シミュレーション』のほか、初心者向けの『チュートリアル』や短時間で楽しめる『Vチャレンジ』を搭載。各ゲームには裏モードの『連打version』も用意され、タイトル画面で機種名を3回タップまたはクリックすることで遊べる。
2026年5月には「SANKYOオンライン博物館」がオープン。「SANKYOファンサイト」をリニューアルし、同社および遊技機業界の歴史・文化を伝えることを目的としたサイトで、博物館をイメージしたデザインや構成が特徴。遊技機の歴史や機種に興味がある人から、パチンコ・パチスロ用語や遊び方を知りたい人まで幅広く楽しめるコンテンツが用意されている。
今後は、より多くの人にSANKYOの遊技機の歴史や文化を知ってもらうこと、そして「釘と玉」によるパチンコの面白さを体験する機会を提供することを目指し、過去の名機や「KUGITAMA」プロダクト施策機のシミュレーターゲームの展開が予定されている。
リアル施策:体験型イベントとポップアップ店舗
2026年5月14日から6月2日まで、東京都福生市の「ゲームセンタータンポポ」との特別コラボイベント『KUGITAMAがゲームセンタータンポポをジャック!? Presented by SANKYO』が開催された。昭和のパチンコ店の雰囲気を再現した同店は、昭和から平成初期のパチンコ台を実際に遊べる体験型の“博物館的”ゲームセンターとして親しまれている。このイベントには1,000名以上が来場し、レトロ羽根モノ機を通じて「釘と玉によるパチンコ本来の面白さ」を体感した。
2026年8月には、パチンコに触れたことがない人でも気軽に楽しめる体験型ポップアップ店舗「釘玉夏祭り」が開催される。会場では、パチンコの魅力を手軽に体感できるミニゲームや、羽根モノの無料体験コーナーが用意される。
リアル施策では、未経験者や若年層が実際に遊技機に触れる“タッチポイント”を増やし、気軽に楽しさを体験してもらうことを目指す。一カ所の常設店に集約するのではなく、全国各地で体験機会を創出できる体験型ポップアップ店舗の展開を優先する方針だ。具体的な開催場所や日程は追って発表される。各地で得られる来場者の反響や運営面の知見を積み重ね、将来的にはより多様な体験を提供できる常設店舗の展開につなげたいとしている。
プロダクト施策:新たな羽根モノ機と低価格レンタルプラン
プロダクト施策第1弾として、『P羽根BASTARD!! -暗黒の破壊神-』が登場予定。2026年11月頃に全国のパチンコホールへ納品される。本機は「釘と玉によるパチンコ本来の面白さ」というコンセプトに立ち返った羽根モノ機だ。
同社はこの機種において、パチンコホール向けの月額20,000円/台(税抜)の低価格レンタルプラン「KUGITAMA YELLラン」を導入する。これにより、パチンコホールは初期負担を抑えながら新たな羽根モノ機を導入でき、遊技初心者にも低予算でパチンコ本来の楽しさを体感できる環境を創出し、パチンコファンの増加に寄与するとしている。
今後も羽根モノ機や低中射幸機を複数開発中で、続報が期待される。



