SpaceX、IPOで750億ドル調達へ 時価総額1兆7700億ドルの見通し
SpaceX、IPOで750億ドル調達へ 時価総額1.77兆ドル

イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業SpaceXは、現地時間6月3日、新規株式公開(IPO)において約750億ドル(約12兆円)を調達する計画を明らかにした。これにより、同社の時価総額は約1兆7700億ドルに達する見通しだ。

IPOの詳細とSEC提出書類

SpaceXは、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類の中で、5億5555万5555株を1株当たり135ドルで売り出す計画であることを明らかにした。この価格設定は、市場の期待を反映したものとなっている。

AI市場の成長と競争

提出書類の中でSpaceXは、AI分野の市場規模は26.5兆ドルに上ると主張している。AI市場で同社と競合するAnthropicも株式公開を準備しているが、調達額はまだ明らかにされていない。一方、Alphabetは3日、AI関連設備投資を主な目的とする株式資金調達で総額850億ドルに上る調達の見通しを明らかにした。

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関連企業の動き

AlphabetおよびGoogleのCEOであるサンダー・ピチャイ氏は、実施中の株式資本調達で需要超過により約450億ドル調達したと発表。当初目標を上回るペースで推移しており、Berkshire Hathawayも100億ドル相当を取得。次四半期の株式売却を含め総額850億ドルを見込み、AIインフラやデータセンターへの巨額投資に充てる方針だ。

Anthropicの上場申請

Anthropicは、SECに内容非公開で新規株式公開を申請したと発表。発行株数や価格などの詳細は後日公開される。同社は直近の資金調達により企業価値がOpenAIを上回ったとされ、年間予想売上高も増加している。早ければ今秋にも上場する見通しだ。

日本からの申し込み

米SpaceXが米Nasdaqへの上場を計画する中、楽天証券とSBI証券は5月27日、日本の個人投資家向けにIPOのブックビルディング(株式購入前の需要申告)取り扱いを発表した。上場申請書類の引受人一覧にはみずほ証券USA合同会社も名を連ねている。

SpaceXの支配構造

SpaceXは、新規株式公開の申請書類を証券取引委員会に提出。6月中に上場の予定。2025年の売上高は186億ドル超の一方で純損失を計上した。主力のStarlinkに加え、統合したxAIなどAI事業を強化している。上場後もイーロン・マスク氏が85%超の議決権を握る。

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