NVIDIAがCPU市場に参入、Graceプロセッサが省電力性能でIntel/AMDに挑戦
NVIDIA、CPU市場に参入 Graceで省電力競争

NVIDIAがCPU市場に本格参入する。同社は2026年6月、Armアーキテクチャを採用したデータセンター向けプロセッサ「Grace」を発表した。IntelやAMDが支配するCPU市場に新たな競争をもたらす。

Graceプロセッサの詳細

GraceはArmのNeoverse V2コアをベースにした72コアのCPUで、最大3.4GHzで動作する。メモリはLPDDR5Xを最大480GB搭載可能で、帯域幅は毎秒1TBに達する。NVIDIAによれば、同社のH100 GPUと組み合わせたシステムでは、従来のx86ベースのシステムと比較して、同じ性能を達成する際の消費電力を最大3分の1に削減できるという。

市場への影響と競争

NVIDIAのCPU参入は、データセンター市場における省電力化の流れを加速させる可能性がある。同社のCEOであるジェンスン・フアン氏は、「GraceはAIとHPCワークロード向けに設計されており、エネルギー効率で優位に立つ」と述べている。一方、IntelとAMDは自社のCPU製品の省電力性能を強化して対抗する見通しだ。

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アナリストは、NVIDIAのCPU市場参入が短期的には大きな影響を与えないと予想するが、長期的にはエコシステムの変化をもたらす可能性があると指摘する。特に、Armベースのプロセッサがデータセンターで広く採用されるかどうかが鍵となる。

出荷時期と価格

Graceプロセッサは2026年後半にデータセンター向けに出荷開始予定で、価格は未公表だが、競合製品と同等かそれ以上になるとみられる。NVIDIAは、Graceを搭載したシステム全体の販売も計画している。

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