IKKOから登場した「MindOne」は、一般的なスマートフォンとは異なるほぼ正方形の形状を持つ。画面サイズは約4インチで、手のひらに収まるコンパクトな設計だ。縦折り式フリップ型スマートフォンを閉じた時と同様の形状で、フロントカメラがないため画面全体を表示領域として使える。
軽量ボディと回転カメラのギミック
本体サイズは86.0×72.0×8.9mm、質量は132g。背面には広角の5,000万画素カメラを1つだけ搭載する。このカメラは180度回転し、自撮りやビデオ会議の際にはフロントカメラとしても機能する。また、カメラの位置を好みの角度で固定できるため、動画視聴時のスタンド代わりにもなる。
AI OSとNovaLinkによる無料通信
本体上部のボタンを押すと、標準のAndroid OSとIKKO界初のAI OSを切り替えられる。AI OSではAIチャット、録音・文字起こし、AIカメラなどの機能が利用でき、対応アプリのアイコンだけが画面に並ぶ。さらにNovaLink機能をONにすると、AI OS上のAI関連アプリのデータ通信が無料になる。実際にSIMカードを入れずWi-Fiにも未接続の状態でNovaLinkを起動し、AIチャットで天気を尋ねたところ、クラウドに接続して情報を表示した。
バッテリーと利用シーン
別売のキーボードケースには500mAhの補助バッテリーと3.5mm端子が備わる。内蔵バッテリーは2,600mAhで連続使用時間は16時間。チップセットはメディアテックのHelio G99で、通信は5G非対応の4Gだ。ゲームや映画鑑賞には画面が小さいが、AIとのチャットを中心に使うなら片手で楽に持てるサイズが利点となる。余分な機能をそぎ落としたMindOneは、AI利用を想定した新しい形状のスマートフォンと言える。



