トヨタ自動車とNTTは、量子暗号通信技術を活用した自動運転の安全性向上に向けた共同研究を開始したと発表した。量子コンピューターによるサイバー攻撃から車両データを保護することが目的だ。
量子暗号通信とは
量子暗号通信は、量子力学の原理を利用して情報を暗号化する技術。盗聴を検知できるのが特徴で、次世代の安全な通信手段として期待されている。
両社は、この技術を自動運転車両のデータ通信に応用し、外部からの不正アクセスやデータ改ざんを防ぐことを目指す。自動運転の実用化には、高度なセキュリティが不可欠とされている。
研究の背景と展望
自動運転技術の進展に伴い、車両が収集するデータの重要性が増している。量子コンピューターの実用化が進めば、従来の暗号技術では破られる可能性があるため、新たなセキュリティ対策が求められていた。
両社は、共同研究を通じて量子暗号通信の実用化を加速させ、自動運転の安全性向上に貢献したい考えだ。具体的な実用化時期などは明らかにされていないが、将来の自動運転社会を見据えた取り組みとして注目される。



