環境プラントメーカー「神鋼環境ソリューション」の技術研究所(神戸市西区)に、大阪・関西万博のパビリオン「いのちめぐる冒険」で使われた資材を再利用したモニュメントが完成し、関係者らに披露された。
カーボネル技術を活用した特殊コンクリート
設置されたモニュメントは、コンクリートに二酸化炭素を閉じ込める同社の技術「カーボネル」を活用した特殊コンクリート素材で、同パビリオンの外壁パネルに使われたものをリユースした。3つの立方体を組み合わせているのが特徴で、環境への配慮と万博の記憶を次世代へ残す目的で設置された。
研究所敷地内のため、一般公開はされていない。
完成披露式で子供記者体験
21日の完成披露式では、モニュメントの関係者らに小学生が取材をする「子供記者体験」も行われ、小学生ら51人が参加した。
子供たちから「一番楽しかったパビリオン」について質問を受けた「いのちめぐる冒険」プロデューサーの河森正治さんは、「自分たちで作ったパビリオン」と即答。「自ら直接体験し、感じたことを行動して形にしていくプロセスが一番楽しかった」と、ものづくりの醍醐味を語った。
子供たちは関係者らの声に熱心に耳を傾け、万博レガシー(遺産)や最先端の環境技術などについて楽しく学んでいた。



