ソニーグループは2024年11月8日、2024年度第2四半期(7月~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9%増の2兆9055億円、営業利益は同3%増の4551億円となり、半導体事業が過去最高益を記録するなど好調な業績を示した。
半導体事業が過去最高益
半導体事業(イメージセンサーなど)の営業利益は前年同期比17%増の2054億円となり、四半期ベースで過去最高を更新した。スマートフォン向けイメージセンサーの需要が堅調で、特に中国メーカーからの受注が伸びたことが寄与した。また、車載向けセンサーも好調で、高付加価値品の販売が増加した。
ゲーム部門はPS5販売好調
ゲーム&ネットワークサービス部門の売上高は前年同期比16%増の1兆71億円、営業利益は同8%増の462億円だった。PS5の販売台数は前年同期比で微減したものの、ネットワークサービス収入やサードパーティーゲームの販売が好調だった。また、PS5 Proの発表もあり、今後の需要拡大が期待される。
音楽・映画事業も堅調
音楽部門は売上高が前年同期比12%増の4621億円、営業利益は同7%増の769億円。ストリーミング収入の増加や、アーティストのライブ公演が好調だった。映画部門は売上高が同4%増の3244億円、営業利益は同15%増の400億円。『インサイド・ヘッド2』などのヒットが寄与した。
通期見通しは据え置き
ソニーグループは2025年3月期通期の連結営業利益見通しを1兆3100億円と、従来予想を据え置いた。半導体事業の好調が続く一方で、為替変動やゲーム事業のマーケティングコスト増加などがリスク要因としている。また、金融事業の減益も見込まれている。
ソニーグループの十時裕樹社長兼CEOは「半導体事業は今後も成長が見込める。ゲーム事業もPS5のライフサイクル後半に入り、収益性の改善が期待できる」と述べ、今後の見通しに自信を示した。



