SKハイニックス、ナスダック上場で4.3兆円調達 米国外最大のIPO
SKハイニックス、ナスダック上場で4.3兆円調達

韓国の半導体大手SKハイニックスは10日、米ナスダック市場に上場し、265億ドル(約4.3兆円)を調達した。これは米国外の企業による米国市場での新規上場(IPO)としては過去最大の規模となる。

上場の詳細と調達額

同社は米国預託証券(ADR)を上場。ADRは米国外企業の株式を裏付けとした有価証券で、米国企業株式と同様にドル建てで取引される。調達額の内訳は公表されていないが、資金は半導体メモリーの生産能力増強に充てられる見通し。

初値と市場の反応

初値は公募価格の149ドルを14%上回る170ドルで取引を開始。終値は168ドルと堅調な推移を見せた。AI(人工知能)の普及によるデータセンター向け半導体メモリー需要の拡大が、投資家の期待を集めた要因とみられる。

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事業の強みと顧客

SKハイニックスは、AI向け半導体で圧倒的なシェアを握る米エヌビディアや、米アップルなどに製品を供給している。特に高帯域幅メモリー(HBM)分野で強みを持ち、AI半導体向け需要の恩恵を大きく受けている。

今後の展望

調達資金により、半導体メモリーの生産能力を増強し、急増するAI関連需要に対応する方針。同社は韓国国内の工場増設や先端プロセスへの投資を加速しており、今回の上場で得た資金が成長戦略の原動力となる。

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