1日の締めくくりに「筋トレ」を取り入れている人は決して少なくありません。会社帰りにジムへ立ち寄ったり、就寝前に自宅で軽く体を動かしたりする人もいるでしょう。
クロスリバー代表の越川慎司氏は、かつて「運動は朝に行うもの」と信じ込み、夜は疲労回復のために休むべき時間だと考えていました。しかし、マイクロソフトに勤務していた際、夜のジムで精力的に動くエグゼクティブたちの姿を目の当たりにして、その認識は大きく変わりました。
50代や60代の幹部たちが、仕事を終えた後にウェイトを上げ、ストレッチをして帰宅するのは、彼らが自身のコンディションを維持するために確立した手法だったのです。
世界の一流が寝る前に筋トレをする理由
日本のビジネスパーソンの多くは、1日の仕事を終えて帰宅し、シャワーを浴びてベッドに入るだけで精一杯、というのが実情かもしれません。しかし、世界の一流と呼ばれる人々は、疲れているはずの夜にあえて体を動かしています。
彼らが夜の運動を欠かさない理由の1つに、睡眠へのポジティブな影響が挙げられます。米国National Sleep Foundationが2013年に実施した調査によれば、定期的な運動習慣がある人ほど、自身の睡眠の質が良いという自己評価をする傾向が報告されています。
運動による睡眠への影響には個人差があり、医療的な効果を保証するものではありません。しかし、多くの人がその恩恵を実感しているのは事実です。
検証で明らかになった効果
越川氏は「129社428名を対象に12週間、海外の一流が実践するルーティンを取り入れる検証を行ったところ、睡眠の質が改善したと感じた参加者は全体の82%に達した」と述べています。
参加者が行った4つのルーティンを紹介するとしています。また、79%の人が仕事への前向きさが増加したといいます。
帰宅後の時間が遅い人でもできる快眠習慣として、これらのルーティンが提案されています。



