ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は9月10日、プレイステーション5(PS5)の上位モデル「PS5 Pro」を発表した。価格は11万9980円(税込)で、11月7日に発売される。PS5 Proは、GPU性能が従来のPS5比で45%向上し、レイトレーシング性能が2〜3倍に高速化。また、AIを活用したアップスケーリング技術「PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)」を搭載し、4K解像度での高フレームレートゲーミングを実現する。
PS5 Proの主なスペックと強化ポイント
PS5 Proは、AMDのカスタムSoCを搭載し、GPUコンピュートユニットがPS5の36基から60基に増加。メモリ帯域幅も28%向上し、システムメモリは18GB(うちゲーム用16GB)に強化された。ストレージは2TBのSSDを内蔵。また、Wi-Fi 7に対応し、8K出力もサポートする。
PS5 Proは、既存のPS5ゲームとの互換性を維持し、パフォーマンス向上のための「PS5 Pro Game Boost」機能により、9000以上のPS4ゲームも画質・パフォーマンスが改善される。さらに、PS VR2やPS Portalなどの周辺機器とも互換性がある。
価格が高い?それでも需要は見込めるか
PS5 Proの価格は11万9980円と、PS5(デジタル・エディション)の6万6980円から約1.8倍の値上げとなる。これは、円安や部品コスト上昇が背景にある。しかし、SIEのマーケティング責任者は「ゲーマーには価値あるアップグレードを提供する」と述べている。
市場では、PS5 Proの販売が全体の10〜15%と予想されるが、コアゲーマーからの需要は堅調と見られる。一方で、価格の高さから一般層への普及には時間がかかる可能性もある。
PS5 Proのデザインと発売日
デザインは、従来のPS5と似ているが、ボディ側面に黒いストライプが追加され、よりスタイリッシュな印象。発売日は11月7日で、予約は9月26日から開始される。また、別売りのディスクドライブ(1万2980円)を追加することで、光ディスクからのゲームプレイも可能。
PS5 Proの発表は、Xbox Series X|Sとの競争激化の中で、SIEがハイエンド市場を狙う戦略の一環。ただし、マイクロソフトは現時点でXbox Series Xの上位モデルを発表していない。



