プロテインブランド「SAVAS(ザバス)」から新たに発売された、タンパク質が摂れるブラックコーヒーがSNSで話題となっている。1缶あたりタンパク質10グラムを含むこの商品は、コーヒーを飲みながら手軽にタンパク質補給ができるという新しいコンセプトで注目を集めている。
実際に飲んでみた感想:コーヒー好きには微妙な味わい
筆者は日常的に筋トレを追求しているタイプではないが、健康面を考えれば大きなメリットがある商品だろう。ただ、リピートしたいかと聞かれたら判断に迷ってしまうのが正直なところだ。
氷をたっぷり入れてしっかり冷やすことで飲みやすさは増したが、コーヒー好きに積極的に勧めたいかというと難しい。コーヒー本来の風味よりもプロテイン特有の味わいが前面に出ており、ブラックコーヒーとしてのクオリティを求める人には物足りないかもしれない。
コンビニ各社の高タンパク商品が充実
一方で、筋トレを追求していなくても、タンパク質は健康維持や美容の観点からも積極的に摂取したい栄養素だ。近年はコンビニ各社で高タンパク商品が充実しており、サラダチキンのような定番商品に加え、カニカマ風スティック、スープ類、スナック菓子などでもタンパク質を補給できる。
例えば、ファミリーマートの「海鮮スティック」(180円)はタンパク質6.7グラムを含む。ローソンの「たんぱく質が摂れるスナック サワークリームオニオン味」(168円)は1袋で13.5グラムのタンパク質を摂取できる。さらに、セブン-イレブンの「たんぱく質が摂れる参鶏湯」(358円)には23.3グラムのタンパク質が含まれており、今回試したプロテインブラックコーヒーの2倍以上に相当する。
健康志向の高まりが商品開発を促進
ローソンが過去に公表した調査によると、「意識して摂取している栄養成分」として、タンパク質と食物繊維が上位に挙がったという。健康維持を目的に、タンパク質を意識的に摂取したいというニーズは以前から高まっており、こうした需要を背景に各社の商品開発も活発化しているようだ。
10年以上前であれば、タンパク質は「筋肉をつけたい人が摂るもの」というイメージを持つ人も少なくなかったかもしれない。しかし現在では、流行している腸活と同じくらい、健康になりたい=タンパク質を摂るという考えの人が増えてきている。
コンビニコーヒーも進化を続けている
コンビニ各社はコーヒーそのものの進化も続けている。セブン-イレブンは2025年にプレミアムコーヒー「セブンカフェ ザ・プレミアム」を投入し、ローソンも「ローソンカフェ」のメニュー拡充を進める。こうした中で、プロテインコーヒーのような機能性飲料がどれだけ受け入れられるか、今後の動向が注目される。



