リコー、複合機やプリンタなど値上げへ 141万円アップの機種も 8月3日から
リコー、複合機やプリンタなど値上げ 最大141万円

リコーとリコージャパンは6月1日、複合機やレーザープリンタなど一部製品を8月3日から値上げすると発表した。対象はA3/A4カラー複合機、A3/A4モノクロ複合機、モノクロ広幅複合機、再生機(サーキュラーエコノミー機)、A3/A4カラーレーザープリンタ、A3モノクロレーザープリンタ、カラー/モノクロプロダクションプリンタなど多岐にわたる。

値上げ幅と背景

例えば、A3カラー複合機の最上位機「RICOH IM C8010」は520万円から530万4000円に、オンデマンド印刷機「RICOH Pro C9500」は3522万円から3663万円となる。Pro C9500の値上げ幅は141万円に上る。原材料費などの高騰が続く中、同社は体質強化や業務効率化を進めて価格を維持してきたが、企業努力だけでは対応が困難な状況になったと説明している。

業界全体の動き

リコーの値上げは、業界全体のコスト上昇の流れを反映している。ヤマハは7月1日以降、ルーターや無線アクセスポイント、ネットワークスイッチなどを3000円~18万円程度値上げすると発表。「半導体部品の原材料価格をはじめ、運送や燃料費などコスト上昇の影響を受け、価格を維持することが困難になった」としている。ソフトバンクも6月から順次、スマートフォン決済「PayPay」のポイント還元優遇を強化した新料金プラン「ペイトク2」を6月2日から開始。基本料金は月額1万538円(税込)で、現行プランの「ペイトク」から約1000円高くなる。また、Valveは「Steam Deck OLED」の再入荷と価格改定を発表。改定後の価格は512GBモデルが789ドル、1TBモデルが949ドルとなり、メモリとストレージのコスト上昇が理由とされている。日本国内向けの価格改定は未定。ドワンゴは18日、動画コミュニティサービス「niconicoプレミアム」と「有料niconicoチャンネル」の料金を8月1日から値上げすると発表した。シャオミはタブレットを最大32%値上げ。メモリ高騰やサプライチェーンコストの増加、為替変動などを理由に挙げている。

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このように、IT業界を中心に値上げの動きが広がっており、リコーの決定もその一環といえる。企業はコスト上昇に対応するため、価格改定を余儀なくされている。

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