万博会場に小型AIロボット「Sota」が登場
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場で、小型AI案内ロボット「Sota」が約260台導入されることが明らかになった。このロボットは、来場者の質問に音声で応答し、多言語対応により外国人観光客の案内も行う。開発元のヴイストン(本社:大阪府)によれば、Sotaは高さ約30センチの小型ロボットで、会場内の各所に設置され、混雑情報や展示案内をリアルタイムで提供する。
多言語対応と混雑緩和の効果
Sotaは日本語、英語、中国語、韓国語など10言語以上に対応し、来場者の母国語でスムーズな案内を実現する。会場の混雑が予想される中、ロボットによる案内で人的スタッフの負担を軽減し、効率的な誘導が期待される。ヴイストンの担当者は「Sotaは万博のシンボル的な存在になる。来場者に新しい体験を提供し、テクノロジーの可能性を示したい」とコメントしている。
万博のテーマとロボット技術の融合
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。AIロボットの活用は、未来社会における人とテクノロジーの共生を象徴する取り組みの一つだ。Sotaの他にも、清掃ロボットや警備ロボットなど多種多様なロボットが導入される予定で、総数は500台以上に上る見込み。会場内では、ロボットと人間が協働する未来の都市像が体験できる。
試験運用と課題
2024年から会場の一部でSotaの試験運用が開始され、音声認識の精度やバッテリー持続時間などが検証されている。混雑時の通信負荷や、多言語対応における方言やアクセントへの対応が課題として挙げられている。万博協会は、これらの課題をクリアし、2025年の開幕に向けて準備を進めている。



