NITE(製品評価技術基盤機構)は6月4日、2025年度に収集した事故情報をまとめた「2025年度事故情報収集報告書」を公開した。ここ数年、「充電器」(主にモバイルバッテリー)の事故件数が増えていたが、25年度には「電池類」(主にリチウムイオン電池)を上回り、最も多くなった。
モバイルバッテリーの事故が急増
過去5年間で事故発生件数が多い上位10製品群を見ると、22年から24年までは電池類がトップだった。モバイルバッテリーを含む充電器は、21年度にはランク外だったが、年々事故が増え、25年度は最多となった。
NITEは、モバイルバッテリーによる事故増加に加え、電池類の事故も依然として多く発生していると指摘。「リチウム電池搭載製品に関する事故が多発する傾向が続いている」としている。
火災発生件数も増加傾向
火災の発生件数も20年度以降は増加傾向。電池類と充電器のほか、エアコン、PC、照明器具、電気かみそりなどの製品群による火災が多く発生している。
NITEは、リチウムイオン電池やモバイルバッテリーの安全な使用を呼びかけており、特に古い製品やリコール対象品の使用を避けるよう注意喚起している。



