JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の5社は26日、新幹線車内でモバイルバッテリーの発煙・発火といった事案が相次いでいることを受け、防火補助用品を新たに配備すると発表した。これにより、車内の安全確保と搭載品の充実を図る。
防火補助用品の内容と配備方法
新たに配備される防火補助用品は、ファイヤーブランケット(防火シート)とバケット(8リットルサイズ)である。これらの用品は、消火器を用いた初期消火に加えて使用される。具体的には、発煙・発火したモバイルバッテリーなどをファイヤーブランケットで覆い、水没処理することで再燃を防止する。
ファイヤーブランケットのサイズは、JR北海道とJR東日本が運行する新幹線では100センチメートル×100センチメートル、JR東海、JR西日本、JR九州では80センチメートル×80センチメートルとされている。各車両のデッキ部に消火器とセットで配備される。
配備スケジュールと車両ごとの数
バケツは全社で8リットルサイズ共通で、乗務員の執務箇所や搭載品収納庫などの業務用スペースに設置される。防火補助用品の配備は2024年8月までに完了する予定である。
JR各社は、近年のモバイルバッテリーの普及に伴い、車内での発煙・発火リスクが高まっていると分析。今回の対策は、乗客の安全を最優先に考えた措置としている。



