フィアット「デュカト」をベースにしたキャンピングカー「ジョイア」の走りを分析。定番のハイエースに代わる選択肢として注目される。前方視界は広く、開放感は満点。ドライビングポジションは商用車らしく高いが、ジョイアはさらに上から見下ろす感じで見通しがよい。
運転席の印象と内装
運転席に座ると、前方視界がかなり広く、開放感は満点。商用車らしく視点が高い点はハイエースと同様だが、ジョイアのほうがより上から見下ろす感じで、さらに先を見通しやすい。ドライビングポジションはひざが直角近くになり、足は比較的座面の下にくる商用車的な設定。上体が起き気味となるため、前方が見やすい要因となっている。
レザー巻きのステアリングやシフトノブなどは、ハイエースよりも高級感が高く、普通乗用車のような質感。運転席と助手席に採用したキャプテンシートはホールド性がよく、乗り心地も良好。それぞれ180度後方に回転させることができ、2列目シートとテーブルを囲んだリビングにすることも可能。
エンジン性能と走行フィール
ステアリングコラム右側のスタートボタンを押してエンジンを始動。2184cc・直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、アイドリング状態では比較的静か。ディーゼルエンジン特有のガラガラ音は多少聞こえる程度で、さほど気にならない。
シフトノブは一般的なレバー式で、上から「P」「R」「N」「D」の順で切り替える。Dレンジは左横に押すと手動変速が可能で、上に押すとシフトダウン、下へ押すとシフトアップとなる。急な下り坂でエンジンブレーキを利かせたいときには、マニュアル操作でギアを落とせる。



