Insta360、初のジンバル一体型カメラ「Luna Ultra」を海外発表
中国のカメラメーカーInsta360は、現地時間の6月10日、ドイツの光学機器メーカーLeica Cameraと共同開発したジンバル一体型カメラ「Insta360 Luna Ultra」を海外向けに発表した。本製品は、2つのレンズを横に並べたデュアルレンズ構成が最大の特徴で、高品質な映像撮影を実現する。日本国内の公式ストアでは、11万9800円(税込)からの価格設定となっており、販売時期は「近日販売予定」と表示されている。
Leica Summicronレンズを搭載したデュアルカメラ
Luna Ultraは、2つのレンズにいずれもLeicaの「Summicron」レンズを採用。1インチセンサーと組み合わせた20mm相当(35mm判換算)F1.8のメインカメラに加え、1/1.3型センサーと60mm相当F2.0の望遠カメラを搭載する。これにより、5つの焦点距離で自然なボケを生かした撮影が可能となった。ズームは最大12倍で、うち6倍まではロスレス(画質劣化なし)でのズームに対応する。
映像性能と機能
映像面では、Dolby Visionに対応し、8K30fpsや4K120fpsの高フレームレート撮影、10bitのI-Log収録が可能。ノイズを抑える低照度向けの「PureVideo」モードも4K60fpsまで利用できる。静止画では、3700万画素の「UltraPhoto」と、2億画素のパノラマ「Scenic Panorama」に対応する。
本体設計と操作性
本体重量は200gを超える。ハンドル部には、業界初となる着脱式の2インチ有機ELタッチスクリーンを備え、取り外すと最大20mのHD映像伝送が可能で、離れた場所から映像を確認しながら操作できる。手ブレ補正は3軸のジンバルと電子式を併用するほか、被写体追尾機能「Deep Track 5.0」に対応する。
AI機能とバッテリー
画像処理などを担当するトリプルAIチップを搭載。バッテリーは1550mAhで、最長4時間動作し、約23分で80%まで充電できる。内蔵ストレージは47GBで、microSDカードにより最大1TBまで拡張可能だ。
音声とアクセサリー
音声面では、屋外録音向けのウインドガードを内蔵するほか、同社のワイヤレスマイク「Insta360 Mic Pro」「Insta360 Mic Air」と直接接続でき、送信機は2台までの構成に対応する。専用アクセサリーとしては、装着者の頭の動きを検知してカメラの向きをリアルタイムに追従させ、一人称視点の映像をハンズフリーで撮影できる「POVヘッドトラッカー」のほか、視野角を108度に広げる広角レンズ、ブラックミストフィルター、NDフィルターを用意する。
価格と販売
米国での価格は769.99ドルから。日本の公式ストアには、付属品構成の異なる4種類のキットが掲載されており、例えばマイク送信機や広角レンズなどを追加したクリエイターキットは15万9800円(税込)となる。



