DJI Osmo Pocket 4Pをサバゲーに持ち込んでみた!臨場感あふれる撮影のコツと注意点
DJI Osmo Pocket 4Pをサバゲーで使う!撮影のコツと注意点

DJIのポケットジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」をサバイバルゲーム(サバゲー)のフィールドに持ち込み、実際に撮影した映像と課題を紹介する。広角と中望遠のデュアルレンズや強力な3軸ジンバル、トラッキング機能がサバゲー撮影でどのように活きるのかを検証した。

デュアルレンズで離れた場所からも撮影可能

「Osmo Pocket 4P」は、広角カメラ(1インチCMOSセンサー、20mm相当、F2.0)と中望遠カメラ(1/1.28インチCMOSセンサー、60mm相当、F1.8)を搭載。動画はスローモーションモード時に広角カメラで最大4K/240fps、中望遠カメラで最大4K/200fpsで撮影できる。

サバゲーでは、プレイヤーに近づくと「流れBB弾」に当たる危険があり、撮影者の存在がプレイヤーの位置を相手チームに知らせてしまう。その点、中望遠カメラで比較的離れた場所から撮影できるのは大きなメリットだ。

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スローモーションで緊迫感を演出

サバゲー撮影で特に楽しいのがスローモーション撮影。広角カメラで最大4K/240fpsのハイスピード撮影に対応しており、肉眼では一瞬で終わるグレネードの作動シーンも、スローモーションで再生するとBB弾が四方へ飛び散る様子が克明に記録される。

また、常連プレイヤーの後ろを早足で追いかけながら撮影した映像はほとんど揺れず、倒木を乗り越えたとき以外は安定していた。電子式手ブレ補正で見られる不自然なゆがみもなく、物理的な3軸ジンバルならではの安定感だ。

手持ちや長物への装着で自分を撮影

左手でOsmo Pocket 4Pを持ち、右手でハンドガンを構えるスタイルも試した。自分の顔をトラッキング対象に設定すれば、カメラを持つ手が揺れても自分を画面の中心に捉え続ける。ただし、両手がふさがるためマガジン交換ができないという欠点がある。

M4系アサルトライフルには、20mmレール対応のカメラマウントベースと1/4インチねじ穴付きの純正ハンドルを使って装着。本体に1/4インチねじ穴がないため取り付け位置は高くなるが、ねじをしっかり締めれば撮影中に不安定さは感じなかった。

被弾対策と活用の幅

Osmo Pocket 4Pは99,000円からの高価なカメラのため、BB弾の被弾リスクが常につきまとう。対策として、自撮り棒で高い位置から撮影する方法や、ハンドガードの左右に横向きに取り付けてバリケード側に隠れる方法が有効だ。ただし、横向きではジンバルの可動範囲が足りなくなる可能性がある。

保護レンズやブラックミストフィルター(直販価格8,800円)、広角レンズ(同8,800円)を装着すれば一定の保護効果が期待できるが、至近距離からの被弾では破損する恐れがある。より確実な対策として、交換時に別途費用がかかる「DJI Care Refresh」(1年版7,590円、2回まで交換可能)への加入も選択肢だ。

さらに、フィールドに設置して偵察カメラとして使う方法もある。リモートコントローラー「Osmo FrameTap」やスマートフォンの「DJI Mimo」アプリから遠隔操作が可能で、相手チームの動きを把握できる。ただし、通信距離に限界があり、通常のゲームでの無断使用はNG。フィールド運営者や参加者の同意を得た上で、特殊ルールのイベントとして実施するのが現実的だ。

今回の検証では、デュアルカメラや3軸ジンバル、トラッキング機能がサバゲー撮影で大きな効果を発揮した。ただし、実際に使うならプレイヤーではなくカメラマンとして参加することをお勧めする。高価なカメラをフィールドへ持ち込む以上、被弾による破損は自己責任だ。それでも、仲間の躍動する姿を滑らかな映像で残せれば、帰宅後のビールが一層美味しくなるだろう。

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