2026年度の税制改正により、「少額減価償却資産の特例」の上限額が時限的ながら40万円に引き上げられた。これにより、クリエイター向けの高性能ノートPCの導入を検討しやすくなった。本記事では、マウスコンピューターの「DAIV」ブランドから、40万円未満で購入できるおすすめの2モデルを紹介する。
税制改正で40万円未満のPCが購入しやすく
8月も下旬に差し掛かると、個人事業主(フリーランスワーカー)は1年の「売り上げ」が見えてくる。取引先が法人中心の場合、多くの企業が9月で年度の締め戻しとなることもあり、9〜10月に仕事が集中しやすくなる。繁忙期を前に、「今の機材でこの『山』を乗り切れるか?」と考え始めた人もいるのではないだろうか。
ちょうど現在、「少額減価償却資産の特例」の時限的な改正によって一括で経費にできる取得価額の上限が「30万円未満」から「40万円未満」に引き上げられ、クリエイター向けの高性能PCの導入を検討しやすくなった。この機会に、DAIV Z4とDAIV Z6のどちらが自分の働き方に合うのか、見極めていこう。
同じ「クリエイター向け」でも性格が異なる2モデル
ひと口に「クリエイター向けノートPC」といっても、そのニーズを突き詰めていくと大きく2つに分かれる。「デスクトップ並みの性能を持ち出したい」というニーズと、「とにかく軽く、パワフルであってほしい」というニーズだ。
今回紹介する2モデルのうち、DAIV Z6は前者、DAIV Z4は後者のニーズに「正面から」応えている。
まず、両モデルの主なスペックを見比べていこう。DAIV Z6の標準スペックは以下の通りだ(※一部の項目はカスタマイズ可能)。
- CPU:Core i7-13700H(14コア20スレッド/最大5GHz)
- グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU
- メモリ:16GB(DDR5-5200 16GB SODIMM×1/最大64GB)※
- ストレージ:500GB M.2 SSD(PCI Express 4.0 x4接続)※
- ディスプレイ:16型液晶(2560×1600ピクセル/非光沢/最大90Hz/sRGB比100%/Dolby Vision対応)
- 無線:Wi-Fi 6E/Bluetooth 5
- サイズ:約353.7(幅)×245.3(奥行き)×18.5(厚さ)mm
- 重量:約1.6kg
- OS:Windows 11 Home※
DAIV Z6は、6基のパフォーマンスコアと8つの高効率コアを組み合わせたCore i7-13700Hを搭載している。メモリは標準でDDR5-5200規格の16GB SODIMMを1枚搭載している。
DAIV Z6は外部GPUとしてGeForce RTX 4060 Laptop GPUを備える。DAIV Z6は500GBのSSDを搭載している(CrystalDiskInfo上は512GBと報告される)。
一方、DAIV Z4のスペックは以下の通りとなっている(※一部の項目はカスタマイズ可能)。
- CPU:Ryzen AI 9 365(10コア20スレッド/最大5.00GHz)
- グラフィックス:AMD Radeon 880M(CPU内蔵)
- NPU:CPU内蔵(最大50TOPS)
- メモリ:32GB(DDR5-5600 16GB SO-DIMM×2/最大64GB)※
- ストレージ:1TB M.2 SSD(PCI Express 4.0 x4接続)※
- ディスプレイ:14型液晶(1920×1200ピクセル/ノングレア/sRGB比100%)
- 無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5
- サイズ:約311(幅)×225.5(奥行き)×19.5(厚さ)mm
- 重量:約1.14kg
- OS:Windows 11 Home※
DAIV Z4は4基のZen 5コアと6基のZen 5cコアを組み合わせたRyzen AI 9 365を搭載している。メモリは標準でDDR5-5600規格の16GB SO-DIMMを2枚搭載している。
DAIV Z4のGPUは、CPUに統合されたRadeon 880Mとなっている。グラフィックスメモリはメインメモリと共有となる。DAIV Z4のSSDは、標準で1TBを搭載している。
価格とスペックのバランスを比較
両モデルのスペックを見比べると、面白いことに気付く。DAIV Z4はDAIV Z6よりも2万3000円安いにもかかわらず、メモリとストレージの標準容量が多いのだ。ある意味で、DAIV Z6の価格は、外部GPUと大型かつ高解像度ディスプレイの対価といえるかもしれない。
ストレージ(SSD)の標準容量は、DAIV Z6が500GBなのに対して、DAIV Z4は1TBと約2倍の容量だ。いずれもPCI Express 4.0 x4接続だが、実測ベースではいずれも十分な性能を備えている。
BTOでスペックのカスタマイズを検討している場合、「40万円未満」に収める場合は元の価格を十分に意識してほしい。
DAIV Z6(左)とDAIV Z4の標準SSDのアクセス速度。いずれも性能的には十分である。
両モデルの外観と特徴をチェック!



