ソニーとホンダのEV新会社「ソニー・ホンダモビリティ」、2026年から受注開始へ
ソニー・ホンダモビリティ、2026年受注開始 (06.07.2026)

ソニーグループと本田技研工業(ホンダ)の合弁会社であるソニー・ホンダモビリティは、2026年から電気自動車(EV)の受注を開始する計画を明らかにした。同社のEVは2026年春に米国で、同年夏に日本で納車を開始する予定で、価格帯は1000万円を超える高級セダンとなる見込みだ。

合弁会社の設立と背景

ソニー・ホンダモビリティは2022年9月に設立され、ソニーが55%、ホンダが45%を出資する。ソニーのイメージセンサーやエンターテインメント技術と、ホンダの車両製造技術を融合し、新たなEVブランド「Afeela(アフィーラ)」を展開する。同社の水野泰秀CEOは、「ソニーの強みであるセンシング技術やエンターテインメントを活用し、従来の自動車とは異なる体験を提供する」と述べている。

生産計画と販売戦略

生産はホンダの北米工場で行い、2025年に生産を開始する予定。2026年春に米国で先行販売し、同年夏に日本市場に投入する。欧州市場への投入時期は未定だが、将来的にはグローバル展開を視野に入れている。販売台数目標は公表されていないが、水野CEOは「高級セダン市場で一定のシェアを獲得したい」と語る。

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車両の特徴と価格帯

AfeelaはセダンタイプのEVで、全長約4.9メートル、全幅約1.9メートルと、テスラ「モデルS」と同等のサイズ。価格は1000万円超と高額だが、ソニーのエンターテインメントシステムや高度な運転支援技術を搭載し、差別化を図る。特に、車内外に45個のカメラとセンサーを搭載し、レベル3の自動運転を目指す。

競合と市場環境

高級EV市場では、テスラ「モデルS」やメルセデス・ベンツ「EQS」、BMW「i7」などとの競争が予想される。日本市場では、トヨタや日産も高級EVを投入しており、競争は激化している。水野CEOは「我々はソニーのエンターテインメントとホンダの車両技術を組み合わせ、新しい価値を提供する」と強調する。

今後の展開

ソニー・ホンダモビリティは、2025年のCESでAfeelaのプロトタイプを公開し、2026年の受注開始に向けて準備を進める。また、ソフトウェアのアップデートによる機能追加や、サブスクリプションサービスも検討している。同社は「モビリティをエンターテインメント空間に変える」というビジョンを掲げ、自動車業界に新たな風を吹き込もうとしている。

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