政府、EV充電器設置補助を拡充、2025年度予算案に計上へ
政府、EV充電器補助拡充へ

政府は、電気自動車(EV)の普及を加速させるため、充電インフラの整備に対する補助金を2025年度予算案に盛り込む方針を固めた。これにより、現在設置が進む急速充電器に加え、集合住宅や職場などでの普通充電器の設置も支援対象とし、全国の充電環境の底上げを図る。

補助拡充の背景と狙い

日本政府は、2035年までに新車販売のすべてを電動車とする目標を掲げている。しかし、充電インフラの整備は遅れており、特に都市部以外での充電スポット不足が課題となっている。今回の補助拡充は、こうした状況を打開するための措置だ。経済産業省によると、2024年時点の国内の充電器設置数は約3万基で、2030年までに15万基とする目標には程遠い。

補助金は、急速充電器1基あたり最大300万円、普通充電器1基あたり最大100万円を想定。さらに、設置工事費の一部も補助対象とする。これにより、事業者や自治体の負担を軽減し、設置を促進する狙いがある。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

業界団体の反応

日本自動車工業会の豊田章男会長は、「充電インフラの整備はEV普及の鍵であり、今回の拡充を歓迎する。特に、マンションなどでの普通充電器設置支援は、ユーザーの利便性向上に直結する」とコメントした。一方、環境省は「補助金の効果を検証し、必要に応じてさらなる施策を検討する」としている。

今後の課題

補助拡充に伴い、設置された充電器の維持管理や、電力系統への負荷増大への対応も課題となる。また、充電器の規格統一や、決済システムの互換性向上も求められる。政府は、これらの課題についても関係省庁や業界と連携し、総合的な対策を進める方針だ。

2025年度予算案は、年内にも閣議決定される見通し。補助金の総額は未定だが、前年度から大幅に増額される可能性がある。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ