中国EV大手BYD、2024年世界販売でフォード超えトップ10入りへ
中国BYD、世界販売でフォード超えトップ10入りへ

中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)が、2024年の世界販売台数で米フォード・モーターを上回り、世界トップ10入りする見通しであることが分かった。市場調査会社のデータによれば、BYDの2024年の世界販売台数は約425万台に達し、前年比で約25%増加する見込み。これにより、フォードの約420万台を上回り、世界販売ランキングで9位前後に入るとみられる。

BYDの急成長と日本市場への影響

BYDは中国市場を中心に急成長を遂げており、2023年には世界販売で約340万台を記録。2024年にはさらに販売を伸ばし、トヨタ自動車やフォルクスワーゲン(VW)に次ぐ位置に食い込む。特にEVに特化した戦略が奏功し、ガソリン車を含むフォードを上回るのは象徴的だ。日本市場でも、2023年に乗用車の販売を開始し、2024年には「ドルフィン」「シール」など複数モデルを投入。価格競争力の高さから、国内のEV市場で存在感を高めている。

世界販売ランキングの変動

2024年の世界自動車販売ランキングは、トヨタが約1100万台で首位を守る見通し。続いてVWが約950万台、現代・起亜が約730万台で3位。BYDのトップ10入りは、ガソリン車からEVへのシフトを象徴する出来事として注目される。一方、日産自動車やホンダは、2024年の販売台数がそれぞれ約350万台、約400万台と予想され、BYDに迫られている。

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BYDの戦略と今後の展望

BYDは、バッテリー内製化によるコスト競争力や、中国国内での生産規模拡大を強みに、海外市場への攻勢を強めている。欧州や東南アジアでも販売網を拡大し、2025年には世界販売500万台を目指す。業界関係者は「BYDの成長は、中国自動車メーカーの国際競争力の高まりを示しており、既存の大手メーカーにとって脅威となる」と指摘する。日本市場でも、EV補助金や充電インフラの整備が進めば、BYDのシェア拡大が加速する可能性がある。

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