能登半島地震で被災し、富山県に一時移転している穴水町の石川職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ石川)は、来春の能登での授業再開に合わせ、全国の職業能力開発短期大学校で初となる「デジタル創造技術科」を開設する。
被害と移転の経緯
同校の校舎や学生寮は地震で壁が崩れ、傾くなどの被害を受けた。在校生は2024年4月以降、富山県魚津市の北陸職業能力開発大学校で授業を受けており、今年度は35人が在籍している。
校舎の改修と学生寮の新築工事が来年3月末までに完了する予定で、来年度からは穴水町での授業が再開される。
新学科の内容
近年はデジタル技術が多くの製造分野で求められることから、既存の生産技術科と電子情報技術科を統合した。プログラミングやAI(人工知能)、3Dプリンターなどの技術と工学基礎を横断的に学ぶことができる。地元住民らと交流して地域課題の解決に向けた技術開発を行う実習など、カリキュラムも刷新。能登ならではの学びを深め、現場目線の技術力を養う。
2年課程、1学年の定員40人は維持し、10月に学生の募集を開始する。



