中国、AIなど3分野40項目を輸出規制へ 14項目は輸出禁止に
中国、AIなど3分野40項目を輸出規制へ 14項目は禁止に

中国政府は16日、人工知能(AI)、バイオ医薬品、太陽光発電の3分野にわたる計40項目の技術について、輸出規制の対象にする方針を示した。このうち14項目については輸出禁止とする方針で、悪意あるプログラムを生成するAI技術などが含まれるとしている。

米中覇権争いとAI悪用リスクの高まり

米中の先端技術をめぐる覇権争いが激しくなると同時に、AIの悪用リスクも高まる中、技術移転の国家管理を強化する。

規制対象となるAI技術の内容

中国商務省などによると、今回対象となるAI技術は、大規模言語モデルやAIエージェントなど。自律的に悪意あるプログラムを生成するAI技術を輸出禁止とする一方、技術情報などを広く公表する「オープンソース化」や学術論文などを通じて既に公開されたAI技術は規制対象から除外するという。

中国商務省の報道官談話

中国商務省は同日、報道官談話を発表し、今回の規制強化について「いかなる特定の国、地域、または実体を標的としたものではない」とするとともに、「中国政府は互恵・ウィンウィンの国際技術協力を展開することを支持しており、関連する政策姿勢に変更はない」と主張している。