不正ログインの発端はフィッシングメール
取引先を偽装したフィッシングメールのリンクを講談社の社員がクリックし、偽ログイン画面で認証情報を入力したことが発端だった。7月27日に不正ログインが発生し、同社社員が使用するメールアカウントに攻撃者が侵入した。
7月30日には攻撃者が社用メールにログイン。連絡先情報(最大3812件)を窃取し、うち553件のメールアドレス宛に、当該社員を装ったフィッシングメールを大量に送信した。同日に社員が異常に気付き、ログインパスワードの変更とセッションの削除を行った。それ以降、当該メールへの不正なアクセスは確認されていない。
発表と謝罪、今後の対応
講談社は8月3日、公式サイトで「不正アクセスによる個人情報流出のお詫びとお知らせ」を公表。「このたび、外部の第三者による不正アクセスにより、弊社の社用電子メールから個人情報の漏えいが発生いたしました」と報告した。
調査の結果、流出したのはメールアドレスと一部の方の氏名。同社は「ご迷惑、ご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
対応としては、情報流出を確認後、初期対応を実施。流出した可能性のあるメールアドレス宛に、7月31日付で本件の概要や漏えいした個人データの項目、本人が取りうる措置、対応窓口などを電子メールで通知した。個人情報保護法に基づく個人情報保護委員会への報告も完了しているという。
今後は発生原因を調査・特定し、再発防止に努めるとしている。



