ビジネスパーソンなら、役に立ちそうな資料をダウンロードしたものの、ファイルを開くことなく「積ん読」状態になっている経験があるのではないだろうか。時間をかけずにこうした資料を活用する方法として、生成AI「Gemini Notebook」(旧 NotebookLM)を使った整理術が注目されている。
溜まったPDFファイルを分類した上でGemini Notebookに質問を重ねることで、「積ん読」状態の資料を自分の業務に役立つ知識に変えることができる。ITジャーナリストの酒井麻里子氏が、その具体的な手順を解説する。
溜まったファイルをChatGPT Workで用途別に分類
まず、「あとで読む」などとしたフォルダにファイルを保存する。その中身を、ChatGPTを利用して用途別に仕分ける。通常のチャットの入力欄にファイルをアップロードする方法でもよいが、PCのフォルダを直接扱える「ChatGPT Work」を使うとより効率的だ。
ChatGPTのデスクトップアプリで、画面上部のタブを「Work」に切り替え「+」アイコンからフォルダを指定すれば、そのフォルダ内のファイルを扱えるようになる。
まずはChatGPT Workを利用してフォルダ内のファイルを分類。Web版のChatGPTはPC内のファイルにアクセスできないため、デスクトップ版を使う必要がある(筆者によるスクリーンショット)。
PDFが格納された「あとで読む」フォルダを指定し、以下のように指示する。
プロンプト
このフォルダ内のPDFの内容を、以下のルールで内容ごとに分類してください。
- ファイル名だけで判断せず、必ず各PDFの本文を読んでください。
- 分類は「何を調べるときに使える資料か」を基準にします。
- 元のファイル名、資料タイトル、分類先、分類理由を一覧してください。
- ファイルの移動はまだ行わないでください。
ファイルの分類案が表形式で出力される。分類理由も記載されているので、分類が適切かどうかを判断しやすい。
回答(筆者によるスクリーンショット)。
分類案に納得できたら「この分類案に従って、フォルダ内にサブフォルダを作成し、PDFを移動してください」と指示する。元の「あとで読む」フォルダ内に新しいフォルダが作成され、ファイルが振り分けられる。
テーマ別のノートブックを作成
業務に役立つ知識に変えるため、次のステップとしてテーマ別のノートブックを作成する。



