年々、暑くなる日本の夏。外で活動する人々の間では、ファン付きウェアがもはや当たり前の存在になった。しかし、まだ利用しにくいシーンが多いのも事実。例えば、ビジネスシーンやフォーマルな装いが求められる場所に着ていけるものは少ない。
7月15~17日に東京ビッグサイトで開催された「猛暑対策展」には多くのファン付きウェアが出品されていた。
ファン付きウェアは、まずファンが目立つ。そして外気を取り込み、汗や湿気から放出するという構造上、ファンが動いている時にはどうしても服全体が膨らんでしまう。「きちんとした服装」とは相性が悪い。
しかし、そんな難しい商品開発に果敢に挑戦している会社もある。今回はデザインと構造という面からビジネスパーソン向けのファン付きウェアを開発する2社のアプローチを紹介する。
シャツや袖周りをスマートに
「涼みの白山」を展開する白山商事は、「シャツアウター」と呼ばれるスタイルの「空調ウェア」を販売した。
ファンを動かしていなければ普通のアウター(出典:白山商事)
開発担当者によると、シャツアウターとは「シャツの軽やかな仕立てでありながら、アウター(上着)として羽織ることができるアイテムのこと」。今回の製品では、ビジネスシーンにおいて、より「きちんと感」を醸し出せるデザインとしてこの形を採用したという。
ソート作りのノウハウを生かした



