LASSICは2026年7月31日、悪天候時におけるテレワークの制度・支援ニーズに関する調査結果を公表した。調査は2026年6月15日から17日にかけて、テレワークやリモートワークの経験がある20歳から65歳のワーキングパーソン1,004人を対象にインターネットで実施された。
個人判断での切り替え権限が最多
悪天候時に勤め先へ望む制度・支援として、「個人判断でテレワークに切り替えられる権限」が34.9%で最も多かった。次いで「上司・人事による積極的なテレワーク指示」が28.2%、「警報・特別警報発令時の自動的なテレワーク切替ルール」が26.5%と続いた。一方、「特に希望はない/すでに整備されている」は21.8%だった。
出社日数別の傾向
出社日数別に見ると、「個人判断で切り替えられる権限」を望む割合は、フルリモート勤務が24.7%、週1日出社が27.9%、週2日出社が45.1%、週3日出社が44.0%、週4日出社が43.0%、フル出社が32.7%となった。週2〜4日出社では43.0〜45.1%と、全体の34.9%を8ポイント以上上回った。
「上司・人事による積極的なテレワーク指示」は週3日出社が35.8%で最も高く、フルリモート勤務の18.7%との差は17.1ポイントだった。「特に希望はない/すでに整備されている」はフルリモート勤務が41.0%だった一方、週1日以上出社する層では15.7〜19.8%にとどまった。
年代別・男女別の特徴
年代別では、「個人判断でテレワークに切り替えられる権限」を望む割合は20代36.5%、30代37.8%、40代34.7%、50代37.0%、60代21.8%だった。「上司・人事による積極的なテレワーク指示」は20代28.7%、30代31.3%、40代31.4%、50代27.0%、60代17.3%で、いずれも60代が最も低かった。
男女別では、「上司・人事による積極的なテレワーク指示」を望む割合は女性32.0%、男性24.7%で、女性が7.3ポイント上回った。一方、「個人判断でテレワークに切り替えられる権限」は男性35.4%、女性34.3%、「警報・特別警報発令時の自動的なテレワーク切替ルール」は男性25.4%、女性27.7%、「テレワークに必要な機材・通信費の支給」は男性24.1%、女性24.9%で、男女差は小さかった。
まとめ
調査では、悪天候時に望む制度・支援として「個人判断でテレワークに切り替えられる権限」が34.9%で最多となった。特に週2〜4日出社する人では43.0〜45.1%と全体を大きく上回り、柔軟な働き方を求める声が強いことが分かった。また、年代別では60代で制度を望む割合が最も低く、男女別では「上司・人事による積極的なテレワーク指示」を女性が男性より望む傾向が見られた。



