現代の子育てにおいて、スマートフォンの普及や外遊びの減少による子どもの視力低下が深刻な問題となっています。眼科医で窪田製薬ホールディングスCEOの窪田良氏と、約15万人のフォロワーを持つ子育て発信者で『小学生取扱説明書』著者のやまかな氏が対談。連載第1回では、やまかな氏が発信を続ける原動力や、現代の子育てにおける孤独感の実態、外遊びが減少している背景について語り合いました。
15万人のフォロワーが求める「あるある」の安心感
窪田氏は、やまかな氏がインスタグラムで15万人のフォロワーを持ち、全国の子育て中のお母さんたちと日々コミュニケーションをとっていることに触れ、どのような悩みや共感の声が届いているのか質問しました。やまかな氏は「フォロワーは小学生のお母さんが多く、子育てに漠然とした不安を抱えつつも、周りに気軽に相談できず孤独を感じている方が多い印象です」と回答。学校の先生に言うほどではないが一人で悶々としたり、ママ友には噂が広まるのが怖くて相談できなかったりするケースが多く、自分のアカウントのあるあるネタを見て「うちだけじゃなかった」と安心する人が多いと説明しました。
外遊びが減っている「3つの理由」
やまかな氏は、現代の子どもが外遊びを減らしている理由として3つの要因を挙げました。第一に、スマートフォンやゲームの普及により室内での遊びが増えたこと。第二に、公園の遊具が減少し、安全面から自由に遊べる場所が限られていること。第三に、保護者自身が忙しく、外遊びに付き添う時間や余裕がないことです。これらの要因が重なり、子どもの視力低下につながっていると指摘しました。
「孤独な子育て」の正体
窪田氏は、やまかな氏が3人の子どもを育てながら発信を続ける原動力について尋ねました。やまかな氏は「フォロワーからの反応に救われることが多い。自分だけじゃないと思えることで、孤独感が和らぐ」と語り、自身もかつて孤独な子育てを経験したと明かしました。窪田氏は、こうしたコミュニティの場が母親たちの心の支えになっていると述べ、視力低下の問題だけでなく、子育て全体の課題についても連載で掘り下げていく意向を示しました。



