マイボトル使用率74%も「洗う面倒」が壁、生成AIでデザイン配布し社内利用率24ポイント増
マイボトル使用率74%も「洗う面倒」が壁、AIデザイン配布で24%増

SAFELYは6月22日、「マイボトル利用に関する実態調査」の結果を公表した。全国の男女500人を対象に2026年3月にインターネットで実施した調査によると、普段マイボトルを使用している人の割合は74.0%(「いつも使用している」と「たまに使用している」の合計)に達した。

非利用者の理由、最多は「洗うのが面倒」

一方で「使用していない」「使ったことがない」と回答した非利用者にその理由を尋ねたところ、「洗うのが面倒」が43.6%で最も多く、次いで「重い/かさばる」(31.3%)、「衛生面が気になる」(13.4%)、「忘れやすい」(10.7%)が続いた。手間や携帯性の課題が習慣化の壁となっている実態が浮き彫りになった。

社内調査では非利用層が半数

同社社員を対象とした内部調査では、マイボトルを「いつも使用している」(18.2%)、「たまに使用している」(31.8%)の合計は50.0%にとどまり、全国平均を大きく下回った。「使っていない」(45.5%)、「使ったことがない」(4.5%)の非利用層が半数を占めた。

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生成AIで個別デザイン、配布後3カ月で利用率が全国平均並みに

この課題を解決するため、同社は独自の取り組みを開始。オリジナルキャラクター「トイたん」「まもペン」をモチーフに、生成AIを活用して社員一人ひとりが「自分だけのオリジナルデザイン」を作成できるプロジェクトを始動し、そのデザインを印刷したマイボトルを全社員に配布した。

配布から3カ月後に社内アンケートを再度実施したところ、「使用している」という回答は約24ポイント増の73.9%に上昇し、全国平均(74.0%)の水準に達した。

愛着と配布が利用動機に

配布後に使い始めた理由を尋ねた質問では、「自分で作ったデザインなので愛着がある」「会社から配布されたので、せっかくだから使ってみようと思った」が同率で1位(各42.1%)となり、保温・保冷機能(10.5%)を大きく上回った。自分でデザインしたという感情的価値が利用の強力な動機になっていることが明らかになった。

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