新「マイナアプリ」アイコンを公開
デジタル庁は6月5日、2026年夏に提供開始を予定しているスマートフォン向けアプリ「マイナアプリ」のアプリアイコンを正式に公開しました。このアイコンは、マイナンバーカードのグラデーション(ピンクから紫へと移り変わる色彩)と、カタカナの「ミ」を模したデザインが特徴で、中央には赤い縦長のラインが配置され、全体としてシンプルながらも視認性の高い仕上がりとなっています。
これまで利用されてきた「マイナポータルアプリ」のアイコンには、愛らしいウサギのキャラクター「マイナちゃん」が描かれていましたが、新アプリではその姿は見られません。ただし、移行期間中は限定的に「マイナちゃん」が表示される期間限定アイコンも提供される予定で、その後は通常のアイコンに切り替わります。マイナちゃん自体は広報役として引き続き活動し、CMやリーフレットなどで登場します。
アプリ統合で使い勝手が向上
「マイナアプリ」は、現在の「マイナポータルアプリ」と「デジタル認証アプリ」の機能を統合したものです。これまではマイナンバーカードを利用した手続きの際に、2つのアプリを切り替えて使う必要がありましたが、新アプリでは1つに統合されるため、操作が大幅に簡素化されます。
デジタル庁は「スマホの小さな画面でも見つけやすいシンプルなデザインを追求した」とコメントしており、アイコンは背景にピンクから紫へのグラデーションを採用し、中央に赤い縦線を配し、「マイナ」のカタカナと花のマークを組み合わせた意匠となっています。
移行スケジュールと今後の展開
夏のリリース以降、マイナポータルアプリのユーザーはアップデートすることでマイナアプリの利用を開始できます。新たに別のアプリをダウンロードする必要はありません。一方、デジタル認証アプリは、マイナアプリの提供開始後に起動すると新アプリへ誘導され、将来的には提供を終了する見込みです。ただし、認証APIや署名APIの互換性は維持されるため、既存システムの修正は不要とされています。
デジタル庁はまた、2026年秋ごろに「Androidのマイナンバーカード」機能を提供する計画も明らかにしており、電子証明書に本人確認機能を追加するなど、さらなる利便性向上を目指しています。また、ポケモンカードゲーム関連サービスへのマイナンバーカード本人確認システム導入も検討中で、2026年8月の開始を目指しているとのことです。
さらに、iPhoneでは既にマイナンバーカードが利用可能となっており、Apple Walletへの追加も行われています。これらの取り組みにより、デジタル庁は「マイナアプリ」を中心としたデジタル社会の基盤整備を加速させています。



